ペーパーバックはESLの時代に読んでいたのですが、この間図書館に行ったら朗読CDがあったので借りてきて聴きました。
13歳の女の子、サラマンカ、は父親と二人でケンタッキー州からオハイオ州に引っ越したばかりです。
引越しの少し前に母親は家出をして、父親から母親は帰ってこない事を告げられます。
母親が帰ってこない事に納得のいかないサラマンカは、夏休みに家出した母親の通ったコースをたどって祖父母と車で旅行をすることになりました。
母親が最後に手紙を出した場所に行って、母親を連れ戻すのが目的でした。
作品はドライブ旅行の様子が中心に描かれています。
ドライブ旅行の車内で、サラマンカは自分の家の隣に住んでいる同級生のフィービーの話を祖父母に話して聞かせます。
本は1つなのですが、お母さんが家出する前の話、祖父母の話、フィービーの話、車の旅行の様子、といくつかのストーリーが混在していて少し紛らわしいです。
本を読んだ時も最後のシーンは切なかったのですが、今回もCDを聴いていて切なくなってしまいました。
本は280ページありますが、字が大きい事と、所々に詩が出てくること、文章の殆どが会話で簡単な英語なので、あっという間に読み終わってしまいます。
(ESLの頃に読みましたが、読み始めたら止まらなくて、1日と1晩で読み終えてしまいました。)
ハリーポッターシリーズよりも少し簡単なレベルなので、ハリーポッターが駄目だったという人でも読めると思います。
お母さんを探す旅…っていうのが切ないですね。
返信削除でも普通に暮らしていた13歳の女の子が突然そういう立場に置かれる…っていう事実の方が余計に切ない。
2008年12月19日 (金) 17時25分
サラマンカの話に出てくる隣の家の女の子、フィービーのお母さんも家出をするのですが・・・
削除とにかく意外なストーリー展開が面白いです。
もし機会があったら読んでみてください。
2008年12月20日 (土) 13時20分