2008年12月18日木曜日

Walk Two Moon (ペーパーバック12・朗読CD6)


 ペーパーバックはESLの時代に読んでいたのですが、この間図書館に行ったら朗読CDがあったので借りてきて聴きました。

 13歳の女の子、サラマンカ、は父親と二人でケンタッキー州からオハイオ州に引っ越したばかりです。
引越しの少し前に母親は家出をして、父親から母親は帰ってこない事を告げられます。
母親が帰ってこない事に納得のいかないサラマンカは、夏休みに家出した母親の通ったコースをたどって祖父母と車で旅行をすることになりました。

母親が最後に手紙を出した場所に行って、母親を連れ戻すのが目的でした。

作品はドライブ旅行の様子が中心に描かれています。
ドライブ旅行の車内で、サラマンカは自分の家の隣に住んでいる同級生のフィービーの話を祖父母に話して聞かせます。

 本は1つなのですが、お母さんが家出する前の話、祖父母の話、フィービーの話、車の旅行の様子、といくつかのストーリーが混在していて少し紛らわしいです。


 本を読んだ時も最後のシーンは切なかったのですが、今回もCDを聴いていて切なくなってしまいました。

 本は280ページありますが、字が大きい事と、所々に詩が出てくること、文章の殆どが会話で簡単な英語なので、あっという間に読み終わってしまいます。
(ESLの頃に読みましたが、読み始めたら止まらなくて、1日と1晩で読み終えてしまいました。)
 ハリーポッターシリーズよりも少し簡単なレベルなので、ハリーポッターが駄目だったという人でも読めると思います。

2 件のコメント:

  1. お母さんを探す旅…っていうのが切ないですね。
    でも普通に暮らしていた13歳の女の子が突然そういう立場に置かれる…っていう事実の方が余計に切ない。

    2008年12月19日 (金) 17時25分

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    1. サラマンカの話に出てくる隣の家の女の子、フィービーのお母さんも家出をするのですが・・・
      とにかく意外なストーリー展開が面白いです。
      もし機会があったら読んでみてください。

      2008年12月20日 (土) 13時20分

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