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2017年4月6日木曜日

怪しい日本語13
ヤッキーという名前のバーガー⁈


 今回の怪しい日本語の記事は、『怪しい』というのではなくて、どちらかというと『おかしい(変だ)』と、いったほうが適切かもしれない。

 3月31日にと電話で話していた時に、某ファストフードの日本チェーンでヤッキーと言う名前のハンバーガを販売しているらしいと聞いた。

 正式?な名前は『しょうが焼きバーガー』で愛称が『ヤッキー』らしい。
(そのうえ、このバーガーにちなんだ映画まであると言う。)

(←http://www.mcdonalds.co.jp/campaign/otegoro/より引用)

(←がスマホで送ってくれた包み紙の画像。
多分google画像からの引用)

 しかも、包み紙には『プリーズ・コール・ミー・ヤッキー』と書かれているらしい。

 いくらカタカナでも『プリーズ・コール・ミー・ヤッキー』は、まずいでしょう~
英語が母国語の人はどんな反応をするんだろう?
と、と話していた。

 英語でヤッキー(Yucky)というと極めて不快な、吐き気を催させる、気持ちが悪い、凄く不味い、オエッとなる、不潔な等の意味で、いいイメージはない。

 日本のチェーン店限定だとしても、食べ物にYucky(吐き気を催させる、凄く不味い)はないだろ~
 企画の段階で止める人はいなかったのか、それとも、「吐き気を催させるバーガーって…」と、好奇心を誘うための戦略か?

 Harry Potterシリーズの『賢者の石』の映画の1シーンでも、Yuckyではないけれど同じ語幹の品詞の違うYuckが使われているシーンがある。
 賢者の石を隠してある部屋に続く跳ね上げドアを開けるシーンで、3つの頭のある犬のベトベトのよだれがロンの服に落ちてきた時に、ロンが思わず"Ugh Yuck! (げぇ~/おえ~)"と口にする。
 落ちてきたドロドロの涎が"Yucky"なものということになる。

(←ヤッキーな涎が服についたシーン。
日本語字幕では「このベタベタ!」と訳されている)

 からこのバーガーの名前を聞いた時は、(アメリカ時間の3月31日で日本では4月1日だったため)エイプリルフールか?私も娘も騙されているんじゃないか?と思ってネットで検索したら、販売しているバーガーチェーン店の公式のサイトに件のバーガーがちゃんと載っていて、思わず検索しながら飲んでいたルイボス・ミルクティーを吹きそうになった。

´`、,´`(>ε<*)ブッ!!

 1年間の期間限定メニューらしいので、東京オリンピックの頃にはなくなっているみたいなんでちょっと安心した。

 日本にいたら食べてみるんだけれどなぁ…と、思ったけれどたかがバーガーの為に日本に帰国する気はないし、1年以内に帰国の予定もない。
 バーガーチェーン店のサイトに材料が書いてあったので、自分で作ってみることに…

 日曜日の昼ご飯に食べてみたのだけれど、可もなく不可もなくといった感じ。
(ポークパティとか、しょうが醤油ソースがチェーン店のものとは違うので、『似て非なるもの』という可能性が極めて高い。)

本物のヤッキーはどんな味なんだろう?

2015年7月22日水曜日

怪しい日本語12 数詞その2


 前回まで1階のトイレの改装の記事が10記事続いていて、他の記事の更新が止まった状態でした。
 今回からやっと、内容も更新も通常ペースに戻ることになります。

 先月の末頃の話ですが、烏賊カレー(怪獣はエビ類にアレルギーがあるので、シーフドカレーにはできない)を家族で食べていた時に、

:「怪獣に質問です。烏賊はどうやって数えるでしょう?」
と、怪獣にきいた。

怪獣:「…」

:「じゃあ、お父さんに質問。烏賊の数え方は?」

:「1杯、2杯」

:「なーんだ。知ってたんだ…」

という、会話をきっかけに、
「蛸はどう数えるんだろう?」
「動物は1頭、2頭だよね。」
「昆虫も1頭、2頭だし、頭のあるのは全部『頭』?」
「人間は、1人、2人だし…」
「コップは?1杯?」
「いや、(コップの)中身を数える時は1杯だけど…中の入ってないのは一個じゃない?」

等と、物の数え方の話で盛り上がった。

が机の上の炭酸飲料の空きペットボルを指さしながら、
夫:怪獣、じゃあこれは?」
と、質問。

怪獣:「これ、空なんですけれど…」

:「`;:゙;`;・(゚ε゚ )ブッ!!発達障害っぽい」

と、笑い出し、私たちもつられて笑ってしまった。

 確かに、物の数え方の話題の時に、中が入っているかどうか頓珍漢な返事をするのは『空気が読めていない』っぽい。

 けれども、その前の会話でコップの中身の数え方とコップ自体の数え方について話し合っているので、2年間しか日本語教育を受けていない怪獣が「瓶の場合も中身の数え方と瓶自体の数え方では違うのではないか?」と思うのも不思議ではない。
(私たちは日本語で生活していた期間が長いので、瓶は中が入っていても入っていなくても同じ数え方だと自然にわかるけれど…)

 やっぱり、日本語は難しい。
(-_-;ウーン
 

 

 

ちなみに…

インターネットで調べたら、
烏賊や蛸や蟹は生きている時は、匹で数えるけれど、店頭に並んでいる場合(捕獲されて死んでいる場合)は杯で数えるらしい。

そう言えば人間も、生きている時とそうでない時の数え方は…

日本語の数詞は難解だ。

2014年8月1日金曜日

怪しい日本語11 いや、なおらないだろう

(↑ガレージの屋根裏。野地板の合板に、沢山の釘が出ているのが見える。
クリックで拡大)

 毎年夏になると、DIYで家の改装に精を出している我が家。
今年の夏、はガレージの改装もDIYで進めている。
 今年のガレージの改装の目標は、ガレージの天井にホイストを取り付けて、去年買ったトレーラーを吊り下げること。

 ホイストや滑車をを取り付けるガレージの梁を補強するために、ガレージの屋根裏で作業していた

 ガレージの屋根裏の天井は、合板の野地板に下葺きのシートを固定するために打たれた釘がむき出しになっている。
(↑上の画像参考)

 が屋根裏で作業をしている時に、頭を天井にぶつけてしまって、その時に天井から出ていた釘で頭に傷をつけて出血してしまった。
作業を中断して怪獣に消毒してもらっていた。

 幸い傷は深くなくて、出血もすぐに止まったのだけれど、暫くはお風呂上りなどに消毒が必要だった。

(←去年買ったトレーラー)

 怪我をした翌日、風呂上りの消毒のためにに呼ばれた怪獣が、日本語で、
「父さん、どう?頭の悪いのはなおった?」
(「頭の怪我は治った?」と本人はきいているつもり)
と、に質問しているのを下の階で聞いていて思わず吹き出してしまった。

(≧ε≦)ブッ!

【私の心の声】「息子よ、残念ながら父さんの(父さんだけじゃないが)頭の悪いのはそんなに簡単には治らないのだよ…
(`L_` )ククク…
と、2階にいる2人に聞こえないように、密かに笑いをかみ殺していたら、

案の定、が、
「日本語の使い方が間違っているぞ~!」
(`Д´)プンプン
と、指摘する声が聞こえた。

はどこがどう間違っていたのか、説明はしなかったので、
わけのわからない怪獣は、
?c(゚.゚*)ポカ~ン?エッ?
という感じなのだろう、何も言い返す声が聞こえなかった。

私はその後も、
「頭の悪いのねぇ…消毒したくらいでは、治らないだろう…
何しろ『○○は死んでも治らない』って言われているしねぇ…」
(`ー´) クククッ
暫く笑いをこらえるのに必死で、腹筋がヒクヒクものだった。

いやぁ~
日本語って本当に難しい。
(ノ∇≦、)ノククク…

 

 

 

2014年1月7日火曜日

怪しい日本語10 数詞


 元旦、2日と連続で雪だった今年のスタート、1月3日にやっと晴れました。

(←我が家の庭の木
あまりにも寒くてシャッター押しただけ。考えて撮っていられなかった)

 晴れたけれども、気温は-14℃。
屋外は冷凍庫の世界です。

 今日の「怪しい日本語」は、怪しいと言うより、英語と日本語の考え方の違いなのだけれど…

 英語が母国語の外国人で、日本語を勉強している人が話すのを聞いている時、不自然だなぁ…と思うのが名詞の表し方。

「犬たち
とか
ひとつリンゴ」
とか、ひどい場合は
さん(3)たち」(←話してる本人は"three cars"のつもり)
とか、
複数と単数をきっちり表現する人が多い。

 英語は、可算名詞と不可算名詞があって(両方と言う場合もあるが状況によって使い分けている)、単数か複数かで使われる動詞が決まってくるので、可算名詞は単数か複数かを明確にしなければならないし、不可算名詞は単数形の動詞を取る。

 主語+動詞が最もシンプルな文の構成要素である英語が母国語の人にとっては、単数か複数か数えられないかは結構重要なポイントで、彼らは意識せずに自動的に単複を判断して話している。

 それに対して、日本語は主語の単複で動詞が変化することがないので、ものの数については無頓着。

 沢山あっても1つしかなくても、「リンゴがある」で表現できてしまう。
 わざわざ数を入れる場合は、計算問題などで数を明確にする必要がある時くらい。

 私は英語を勉強しているアメリカ人に、
「日本語の名詞は、ほとんど全部が『水』や『パン』などと同じ不可算名詞だと思って間違いない。」
と、説明しています。

 その証拠に、日本語では数を表す時に「杯」「枚」「本」などの数詞を使う。
 英語の"a cup of (○cups of)..."や"a slice of (○slices of)..."の使い方と似ている。

 そして、日本語では名詞の後に複数形を現す「たち」「ら」をつけることはない。
「4個のリンゴ」であって、「4個のリンゴたち」とわ言わないのが普通。(文法的にはOKだけれど、不自然な日本語になってしまう。)

 英語が母国語の人が日本語を学ぶ時は、「名詞は全て不可算名詞」と考えれば済むけれど、逆に日本人が英語を学ぶ時は、ネイティブスピーカーが自動的にやっている可算名詞と不可算名詞の使い分けを、いちいち頭で考えてやらなければならないので面倒。

 大人になってから英語を勉強し始めた日本人が、もっとも間違いやすいのは単数複数に関係する表現(冠詞がなかったり複数形になっていなかったり、不可算名詞にSをつけていたり)。
 もともと概念としてないものを、学んで習得していくのは難しい…
 

余談:
 英語が母国語でない人向けの英文法の本には「可算名詞(countable noun)」「不可算名詞(uncountable noun)」と言う表現が出てくるのですが、英語が母国語のアメリカ人に「可算」とか「不可算」とか言っても、通じないことが多いです。

 彼らは可算か不可算かの判断は自動的にやっているので、学校の文法の時間にもそのような言葉は出てこないからです。
(例えば、日本人が動詞の過去形を作る時に、「来る」は「来」だけれど、「行く」は「行った」になって、音が詰まるのはどうしてかを考えないのと同じ。
 日本語を勉強しているアメリカ人は、過去形にすると「つまる動詞」と「つまらない動詞」をルールーにしたがって分けて覚える作業をしている。
 アメリカ人に「『行く』は『つまる動詞』だから…」と説明されても、ほとんどの日本人には意味不明。)
 なので、私は可算か不可算かをアメリカ人に説明する時には、「リンゴ」は「可算名詞」で、「水」は「不可算名詞」などと、例を挙げて説明することが多いです。
 

2013年8月1日木曜日

怪しい日本語 その9 薄める

 現地校に通っている怪獣は、学校では英語、家族と話すときは主に日本語を使っている。

 は家では日本語オンリー、私は英語と日本語と半分くらい怪獣に話しかけるときは英語で話すことが多いです。

 怪獣が返事をする時は、どの言語で話しかけられたかで返事をする言語を決めるのではなくて、話す相手で言語をスイッチしているみたいで、私が英語で話しかけても返事は日本語と言うことが多いです。

 キッチンのカウンターにかなり濃い目に出した麦茶を置いておいたのですが、怪獣がそのままコップに注いで飲もうとするので、
英語で
:「It's strong.(それ、濃いよ)」
と注意したら、怪獣が日本語で
:「わかったよ~弱くすればいいんでしょ~」
と、返事が返ってきた。

 「弱く」って…(^-^;
英語をそのまま直訳しただけ…
ネットの翻訳を使ったみたいに不自然。

 日本語では、麦茶などの液体がstrongな時は「濃い」、weakな時は「薄い」と言うこと。
weakenは「薄める」と言うことを説明したらわかってくれたみたいで、その後は「濃い」「薄い」を使うようになった。

 渡米してもうすぐ9年目に突入。
 これからも怪獣は、この手の英語から直訳した変な日本語を使うことも多くなるんだろうなぁ~

 親も日本語が怪しくなってきているから、正しい日本語を教えるために日本語の勉強をしなおさなければ…

2013年1月7日月曜日

初(大)笑い


 お正月には百人一首で遊ぶのが我が家の恒例行事。
今年も、元旦の夕食後百人一首をすることになった。

 我が家の遊び方は「散らし取り」で、読み手は私が務めることが多く、今年も私が読むことになりました。

 取り手の中で一番不利なのは、小学校2年までしか日本の学校に通った事のない怪獣
 今年初参加のの友人E.Bちゃんは小学校5年まで日本に住んでいて、日本の学校に通っていたし、大学で日本語のクラスも取って教師のアシスタントを務めるレベル。
 は中学1年まで日本の学校に通っていたし、は(とりあえず)日本の高校を卒業している。 

 取り札は全部平仮名なのだから、平仮名さえ読めればよさそうなものだけれど、百人一首の仮名は現代のものとは読み方が違う。
 怪獣は「ゑ」とか「ゐ」とか「けふ」とか「てふ」とかが読めない。

 普通に遊んだら絶対負けるのがわかっているので、怪獣は乗り気でない。
力の差を考慮して、ペアを組んでやることになって、怪獣とE.Bちゃんvs.の組み合わせて遊ぶ事になった。

 始めは、下の句を聴いて取り札を探す正攻法で頑張っていた怪獣だけれど、
思うように取れないのが悔しくて、後半は札の上に身を乗り出して妨害する作戦にでた。
 が札が探しにくくなっただけでなく、自分の見方も札が探しにくくなって逆効果。

 おまけにが、取り札の最初の文字が同じ札を指差して、お手つきを誘う作戦に出たものだから、更に取り手は混乱。

 お手つき続発。d (>◇< ) アウト!
同時に何人もが同じ札を押さえる(しかも間違った札)こと続出。
で、一同大爆笑。

 混乱のせいか、一通り読み札を読み終わっても、3枚ほど取り札が余っている。
札が揃っているかを確かめるために、第2ラウンドをする事になった。

 第2ラウンドは、怪獣が読み手に立候補して読み札を読むことになったのだけれど、
「小学2年レベルの日本語力で、果たして百人一首の読み手が務まるのか?」
と、懐疑的雰囲気の中、第2ラウンド開始。

 怪獣の読み方は、
・五、七、五、七、七、以外の場所で区切る。
・読めない字は飛ばす
・読むスピードが遅い
・だんだん声が小さくなっていくので、下の句が聞き取れない
・取り札が取られていないのに、次の札を読む
など。
 文字を飛ばしたり、区切る位置が違うと、本来のものとは意味が違ったりして、
ツッコミ所がいっぱい。

 途切れ途切れに読むので、感度の悪いラジオ(同調していないラジオ)を聴いているみたいで、
「鹿が出てくるなら、この札かなぁ~」
とか
「坊主の絵でしょ?」
とか、憶測で取り札を探す状態。
かるた取りというよりは、推理ゲームみたいで、
可笑しくて可笑しくて、お腹の皮が捩れるくらい笑いました。

 百人一首ってこんなに大笑いできる遊びだったっけ? 

2012年9月28日金曜日

怪しい日本語8 通報と密告

 先日、文化庁の国語に関する世論調査の結果のニュースをインターネットで読んだのだけれど、以前の記事に書いた「半端ない」の言葉も出ていて興味深かった。 

 「にやける」が「なよなよしている」だったり、「失笑」が「苦笑い」だったり、「うがった」が「ひねくれた」だったりで、多くの人がその意味で使っていることに驚いた。
(私は未だに本来の用法とされるほうの意味で使っていたので、日本に帰ったら、日本語も通じなくなっていそうで怖い。)

 この世論調査の結果にはなっていなかったけれど、最近インターネットの記事やブログや掲示板などをブラウズしていて気になるのが通報※という言葉。
通報:(急を要する情報を)告げ知らせること。知らせ。報知。(広辞苑第五版、岩波新書、電子辞書版)

 年収5000万円の芸人の母親が生活保護を受給していたことが発覚して騒動になって以来、公的な手当て類の受給に対する世間の目が敏感になってきているようで、「近所の人(知り合い)が不正受給をしているようだが、どこに通報すればいいか?」などの書きこみもよく目にするようになった。

 子どもが虐待にあっているとか、DV(家庭内暴力)があるようだとか、事故や犯罪の現場を目撃したとか、すぐに対応しなければいけないものに対して「通報」を使うのは納得が行くけれど、不正受給のような不確かで緊急性のないものに「通報」を使うのには違和感がある。  

 その人が本当に不正受給にあたるかどうかは、当事者(本人と役所)でなければわからないし、緊急性も低い。
 「母子家庭に若い男が出入りしている」と情報を受けて役所の職員が調べに行ったら、成人して1人暮らしをしている一番上の息子が家族の様子を見に来ているだけだった。
と、いうケースもあるらしい。

 近ごろは、ある人にとって不利益になる(かもしれない)情報を匿名で知らせることを「通報」と思っている人が多いようだけれど、そのほとんどは「密告」と呼ばれる行為で誰かを困らせるだけで助けることにはならない場合が多い。

 「密告」という行為を「通報」という言葉と混同して使っているから、大きなおせっかいで役所の職員に無駄足をふませたり、虐待を見つけても「通報」をためらったりしてしまうのではないかと思う。
 報告を受ける機関の側も、緊急なものとそうでないものがごちゃ混ぜで「通報」として入ってくるから、まず情報の仕分けをしなくちゃいけなくて大変そう。

2012年3月13日火曜日

怪しい日本語7 はんぱない(半端ない)


 最近ブログやインターネットの掲示板などで、ひんぱんに見かけるようになった言葉で気になったのは、「はんぱない」と言う言葉。

 はじめ見かけたときは、「半端じゃない」のタイプミスだと思って、心のなかで「半端じゃないでしょ~」とツッコミを入れながら読んでいましたが、ここ半年くらい「半端じゃない」をみかけるよりも、「はんぱない」の方が多くなってきて、インターネットで調べたら、
「若者言葉の一つ。『ものすごく』『とても』の意味。」
と書いてあった。

 若者言葉と書いてあったけれど、今はオジサン・オバサンに分類されるような中年の人の書き込みにも使われて、言葉としての市民権を得ているみたい。

 日本に住んでいないオバサンが想像するに、二昔前の「『ら』抜き言葉」みたいな物かな~
たぶん、そういう言葉があるのは知っていても、自分が使うことはないだろうなぁ~

 アメリカに住んで6年、私の中ではまだ6年しか経っていない気分なのだけれど、新しい流行語を知るたびに、日本との隔たりを感じる。
 こうやって私も自分が気がつかないうちに少しずつ、「浦島太郎」ならぬ「浦島花子」になっていくのだろうか?
 私が日本に帰る頃には、移民先から日本に戻った2世のように、歴史的言葉遣いでしゃべる日本人もどきに分類されそう。

2011年11月2日水曜日

怪しい日本語6 
怖い和製英語 ネイルリムーバー


 去年のハロウィンはは日曜日で、トリック・オア・トリートにきた子も5~6人くらいしかいなかったけれど、今年は平日だったので夕方6時から8時の間のたった2時間くらいで40~50人くらいは来た。

(←カービングしたパンプキンを飾ったハロウィン当日の玄関先。
上:6時ごろ、まだ明るい。
下:暗くなった7時頃の様子。)

 今年はカービングしたジャック・オ・ランタンを3つも飾ったので、「トリック・オア・トリートOKの家」だとわかりやすかったためかもしれない。
 例年は準備したお菓子も余って、暫くはオヤツに不自由しない状態だったけれど、今年は残ったのは数個。
 恐るべし、ジャック・オ・ランタンの吸引力…

 さて、話はCさんとパンプキン・カービングをしていたときのことなのですが、
彫りあがったパンプキンに、図案を写したマーカーの跡が所々残っていたので、マーカーを落としてキレイにすることにしました。
 Cさんと
「マーカーを落とすには、除光液が一番だよね」
と、言う話になって、家のどこかにあるはずの除光液を探しました。

 見つけた除光液は日本から持ってきたもので、ボトルにカタカナで「ネイルリムーバー」と書いてありました。

(←日本人が「ネイルリムーバー」と聞くと思い浮かべる物)

 以前、
「ネイルリムーバーって、意味をよく考えたら怖いよね。」
と、とも話したことがあったのですが、
Cさんに、
「これ、除光液だけれど、ボトルに日本語で"nail remover"と書いてある」
と、教えたら
「怖い~拷問(の道具)みたい」
と、いっていました。

 (←アメリカ人が「ネイルリムーバー」と聞いたら思い浮かべてしまうかもしれない物。)
 
"nail(爪)remover(剥離する物)"
なんだから、
「ネイルリムーバー」と聞けば、爪をはがす道具か爪を剥離させる化学物質を想像しても仕方がないよな…

 

ちなみに除光液は米語では"nail polish remover"だそうです。
"polish"がないだけで大違いだ…

 

余談:

 (←怪獣の作った「スマブラ」ランタン。)

 日本語で文字を彫っているし、
これがスマブラだって気がつく人なんていないんじゃないか?」と思っていたのですが、
 トリック・オア・トリートに来た子1人(本当にたった1人だけ)が、
「ニンテンドーのビデオゲームのマークだ。
ぼく、いつもこのゲームで遊ぶから知ってるよ。」
と、見破った子がいた。

 近所にも怪獣並みのゲームオタクがいたか…
 
他にも、
「これは何なの?」
とか
「なんて書いてあるの?」(読めなくても文字であることはわかるらしい)
「日本から来たの?日本語を習ったことがあるから、(その文字が)日本語だって知っている。」
と、訊ねてくる人もいて、結構注目されていました。

2011年8月6日土曜日

怪しい日本語 その5 どちらにお住まい?

 ケーブルテレビに加入していない我が家では、日本語の放送や番組を見ることはほとんどない。
 ニュースなどは、インターネットで読むこともできるので、日本語を読んで理解するのはあまり問題がないのだけれど、漢字などの読み(発音)がかなり怪しくなって来ている。

 「『初音ミク』とか『断捨離』ってどう読むの?」
と、言う感じです。

 私は最近の流行語が読めないくらいだけれど、子どもたちは基本的な日本語も読めなかったりする。
 小学校3年でアメリカに来てしまった怪獣は漢字は(ゲームやマンガに出てくる程度で)ほとんど読めない。
 の方は中学生だったので、ある程度は読めるのだけれど、時々「?」と思う読み方をすることがある。

 この間が、
「…シュツゴク手続きって面倒だよね~」
「日本からのシュツゴクが…」
と、話しているのを耳にしたので、
出獄?どこの刑務所だ?」
と、思いながら話を聞いていたら、どうやら「出国」のことだったみたい。

 思わず、
「『出(る)国』と書いて『シュッコク』って読むの。」
「『シュツゴク(出獄)』だと、刑務所から出てくることになっちゃうよ。
どちらにお住まいですか?」
と、突っ込んでしまった。

2010年5月18日火曜日

怪しい日本語 その4 あやうい日本語力


最近、日本語が思い出せなくなることが多い。
自宅では主に日本語で会話しているので、全く日本語が話せなくなっているわけではないけれど、 時々ど忘れして「あれ?」と思う事が増えた。

 最初に気がついたのは、和英辞典を引くとき。
私は英語のスペリングが苦手なので、意味や発音がわかっていてもスペルがわからない時は、和英辞典に日本語を入れてスペルを調べていました。

 例えば「サイコロジー」のスペルがわからない時は、和英辞典に「心理学」と入れてスペルを確かめていました。

 ところが、ここ2年位前から、今までパッと思い出せていた日本語がすぐには思い出せなくなってきて、
「『サイコロジー』って日本語でなんて言ったっけ?」
の状態に…
仕方がないので、うろ覚えのスペルを英和辞典に入力して調べることが多くなりました。

「日本にいた時も、漢字が思い出せなくて携帯のお世話になっていたんだから、度忘れも仕方がないよね。」
と、軽く考えていたのですが、今度は会話が少しずつ怪しくなってきました。

 特に、英語で話された説明や会話などを日本語に言い直す時など、メチャメチャ。
例えば、一つ前の記事の入学の手続きの会話をその場で訳した時は、

「『アカウントをつくったら、デパートメントのアカデミック・アドバイザーに会って、リクワイヤーメントをメイクシュアしてレジスターしてください。』って、言っているよ。」

 と、言われても…英語をカタカナに変えただけで、ほとんど日本語じゃないし…(^-^;

でも、こんなヘンテコな日本語でも、私との間では通じてしまうのが不思議。
怪獣の場合は、英語オンリーか日本語オンリーじゃないと通じない。)
も、私もかなり日本語力が危うくなってきている。

2008年12月19日金曜日

怪しい日本語 その3 微熱

 最近私の日本語だけでなく、子供たちの日本語が少し怪しい
元々日本語が得意でなかった怪獣は本より、の日本語もなんだかちょっと怪しくなってきた。

 ハロウィンの頃のことです。
近くに住んでいる日本からの親子留学のお子さん(中学生)が、体調を崩して微熱があったので学校をお休みしたらしい。
我が家のがハロウィンでトリック・オア・トリートに行ったら、その子のお母さんが出てきて話したらしい。

 が帰ってきて、
微熱くらいで学校に行かないなんて、完全にズル休みじゃない!私だって毎日のように微熱なのに、休まずに学校に行っているのに!」
と、えらくご立腹?

毎日微熱がある?なんか、ちょっとおかしいぞ?」
と、思いながら話を聞いていると・・・

 どうやらは「微熱低体温」だと勘違いしていたらしいことが判明。
微熱の説明をしたら、怒りは収まったようなのですが、
翌日からは冗談で「低体温」の代わりに「微熱がある~ぅ」と言うようになってしまいました。

 怪獣がまちがって覚えてしまうのでやめて欲しい・・・
本当に日本語は難しい

(↑我が家の隣の庭の木。紅葉が綺麗。)

(↑強風の翌日の同じ木。一晩で葉が落ちてなくなってしまった。あまりの変わりようにびっくりした。)

2008年12月1日月曜日

怪しい日本語 その2 ツンデレ

日本の言葉の流行は回転が速いので、2,3年日本を離れるとすっかり浦島太郎状態になってしまう。
 
この間アメリカ人と結婚してESLに通っている日本人女性が、
「うちのクラスにいる南米から来た女性が、ツンデレで腹が立つ。」
と、言うので、(?_?) と言う顔をしたら、
「クラスの男性には愛想がよくて、ニコニコしているんだけれど、女性は一切無視で挨拶をしても返さない。」
と、説明してくれた。

私は
ツンデレって、人の目のあるところではツンツン冷たくするけれど、二人きりになるとベタベタ甘える人の事じゃなかったっけ?性別で態度を変えるケースに使うんだっけ?」
と、思ったんだけれど何となく聞けなかった。

彼女はアメリカに住んで10年。
ケーブルテレビで日本の番組を見ることは出来るけれど、彼女が日本の番組を見ているかどうかは分からないし、もしかしたら彼女も勘違いしているのかもしれないし・・・
そんなこんなで、日本ではどんな使い方をされているのか、未だに謎のままです。

 
今回の教訓
「日本を離れて2,3年以上経ったら、お年寄りにでも通じるスタンダードな日本語で話すのが無難。」

2008年2月3日日曜日

怪しい日本語


  元々、コミュニケーションに問題があって、日本語が上手く話せないまま渡米してしまった怪獣

こちらで2年以上も学校に通っていると、日本語が微妙な感じになってきています。
「語彙が少ないとか、外国人みたいな喋り方」
と言うのではなくて、言葉が完全に女言葉

「~かしら?」
とか、
「~になっちゃうのよ。」
とか、
「~じゃない?」
など、語尾が変。

日常生活の中で日本語を話すのは私とだけなので、女言葉ばかり聞かされるので仕方がないかもしれない。
でも、今はまだ小学生だから「ご愛嬌」で聞き流してもらえても、高校生くらいになっても女言葉のままだと、まずくないだろうか?
と、不安が頭をよぎる今日この頃です。