以前の記事にも書いたように、韓国人は母子留学・親子留学が多い。
親の留学に付いて来る子供もいるけれど、ほとんどが子供を公立の学校に留学させたくて、親が語学留学で来るパターン。
それに比べて、日本人の親子留学は親が会社の研修などで大学院に行くことになったので、家族もついてきたと言うパターンが多い。
子供が中学生以上になると、親だけが単身で留学してくることが多いため、中学校には日本人の留学生は1人いるかいないかぐらい珍しい。
(高校になると、子供だけの交換留学や私費留学生もいるので、中学校よりは日本人の留学生の数は多い。)
留学生は同じ言葉を喋れる人とグループを作ることが多い。
特に親子留学で来た子供たちはその傾向が強いようで、娘の話によると
「母国語が同じ人たちのグループはそのグループに自分たちの母国語を喋れない人がいても、お構いなしに母国語で喋り続けるので、同じ留学生でもスパニッシュスピーカーや韓国人のグループに入っていけない。
アメリカ人の英語は早くてわかりにくいけれど、全くわからないスペイン語や韓国語を聞くよりは楽。」
らしいです。
親子留学でも特に思春期で、マイノリティー(少数派)は友達作りも大変です。
1ヶ月くらい前に、近所に日本人の親子留学の家族(お子さんは中学生)が引っ越してきました。
まだ留学して1年しかたっていないこともあってか、お子さんの方が学校になじめなくて苦労していると話していました。
そのお子さんも、学校で唯一の日本人みたいで、友達がなかなか出来ないようでした。
娘が言うには、
「日本で友達を作る方法はアメリカでは通用しないので、
『日本代表で外交に来ている』
つもりで覚悟しないと、やっていけない。」
そうです。
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