2013年1月28日月曜日

Seeking a Friend for the End of the World エンド・オブ・ザ・ワールド


 1月の2週目の週末に、図書館から5本まとめてDVDを借りたのを皮切りに、毎週2~3本DVDを借りて観ていて、少し映画(DVD)観賞は食傷気味。

 返却だけして新しいのを借りなければいいだけの話なのだけれど、棚に観たかったDVDがあると、つい借りてしまう。
 レンタル屋と違って図書館だから、1作品あたりのDVDの本数も少ない。
観たいのがあったらその場で借りないと、暫くは観れないかもしれないと思うと、借りずにはいられない衝動に駆られてしまう。

 "Seeking a Friend for the End of the World"もそんな作品の一つ。
2012年のアメリカのコメディ・ドラマで。

 邦題は「エンド・オブ・ザ・ワールド」で、2013年1月18日から劇場公開されています。

 ストーリーは、直径70マイル(112km)の巨大隕石「マチルダ」が地球に衝突しかかっていて、それを防ぐために打ち上げた宇宙船が内部の火事から爆発。
隕石の衝突を防ぐ手立ては他にはなく、3週間後に地球の滅亡が確定したという、ラジオのニュースをカップルが側道に止めた車のラジオで聴いているシーンから始まります。

 ドッジ・ピーターソン(スティーヴ・カレル)は保険のセールスマン。
 妻のリンダ(ナンシー・カレル)はドッジの運転する車の助手席で地球滅亡のニュースを聞くやいなや、車を降りてそれっきり帰ってこなくなります。

 地球が滅亡するということで、仕事に行かなくなる人が増え、馬鹿騒ぎやドラッグ・パーティーや乱交パーティーを楽しんだり、自分の趣味に没頭したり、家族や友人と過ごす人、自殺をする人、暴動を起して盗みを働く人など、それぞれ好き勝手な事を始めます。

 ドッジも友人のパーティーに招かれて参加するけれども、馬鹿騒ぎをする気になれず、自宅に戻って1人で過ごしていると、

 自分のアパートの窓の外の非常階段で泣いているペニー(キーラ・ナイトレイ)を見つける。
 ペニーは下の階の住人で、イギリスの家族を捨てて、ボーイフレンドと暮らすためにニューヨークに来たのに、ボーイフレンドと破局してしまったと嘆く。

 2人は近くで起こった暴動をきっかけにアパートを離れ、ドッジはペニーに、自分の高校の時の恋人を探すのを手伝ってくれたら、イギリスに帰る飛行機のあてがあると説得。
 2人は車でドッジの昔の恋人をさがす旅に出かける。

 この作品は、ジャンルがコメディ・ドラマというせいか、コメディ要素も強くなく、かといって全くのドラマというわけでもなく、ちょっと中途半端な印象でした。
 設定が地球滅亡と重いだけに、コメディとドラマと両方詰め込むには無理があるような気がしました。  
 

2 件のコメント:

  1. タイトルだけ見て「SFかぁ」と勝手に思い込んでました。
    今 私は数年に一度の「活字マニア期」で手当たり次第に読んでマス。
    yuukiサンは 「映像マニア期」なんでしょうね←(失言でしたらゴメンなさい)。
    yuukiサンは中途半端な印象を持っているようですが、こうしてブログで読むと意外と興味深いですよo(^-^)o
    私が「活字マニア期」のせいかもしれないケド、20世紀末に見たら結構楽しめるかも!(b^ー°)

    投稿: 梓 | 2013年1月31日 (木) 01時17分

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    1. >梓さん
       
      全体的に楽しめる映画ではあるんですけれどね、
      エンディングがね~
      設定に無理があって、ちょっと期待はずれの感じなんですよ。

      あまり書くとネタバレになっちゃうので、後は見てのお楽しみと言う事で…

      投稿: yuuki | 2013年1月31日 (木) 02時51分

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