2006年2月27日月曜日

お助け食材


日本でお菓子やパンを作ろうと思ったら、材料をそろえて、計って、と色々面倒なことが多くて、滅多に作らなかったのだけれど、アメリカのお菓子作りは簡単。

←マフィンミックス
 大抵のお菓子はミックスになっていて、水を加えるだけとか、卵と水とオイルを加えて混ぜるだけとか、日本のホットケーキ感覚で作れちゃいます。

しかも、とても安価! 

マフィンミックス・・・・68セント
ブラウニーやケーキミックス・・・特売で一箱98セント
レアチーズケーキなどに使うパイクラスト・・・98セント
ゼリーミックスやクリームパイの中身・・・50セント

 

 日本で買ったら300~600円くらいするから、大体半額以下です。
1ドル50セントと牛乳があれば、クリームパイ作れるのですが、我が家は一度作ってそれ以降つくっていません。

 どうしてかというと、クリームパイの中身はとてつもなく甘いのです。
 アメリカ人はどうしてこんなに甘い物を平気でたべられるのか、不思議です。


クロワッサン生地とシナモンロール生地
パン生地も筒に入って冷蔵されていて、筒を開けて並べるだけか、クロワッサンならシート状の生地に三角の点線の切れ目が入っているので、手で切り離して巻くだけ。オーブンに入れて約15分で出来上がり。

 

 ロールパンや食パンの生地も冷凍されたものがあるので、自然解凍して成型して焼くだけ。なんて楽チン!

 この生活に慣れたら、日本で主婦業できなくなるかも。

 

電子レンジ

 ここ、2、3日忙しさのあまり自宅でパソコンを使う暇がなかった。
学校のラボではパソコンが使えるんだけど、日本語のワープロソフトが入ってないので、一部閲覧のみ。
 ヨーロッパ語系の学生は学校でメールもできるし、インターネットの検索も出来るので、自宅にパソコンを持っていない人もかなりいる。日本語って不便。

 話は忙しいに戻るのだけれど、レポートや宿題で忙しい時は、夜11時くらいに寝て、朝の2時か3時頃起きて宿題をすることが多い。
 そのまま学校に行って、4時頃帰って来ると、勉強会などの予定がないときは、6時くらいまで仮眠をする。


 この間仮眠をとっていたら、焦げ臭い匂いがしたので、起きてみると、なんと!電子レンジが焦げている!
 
怪獣がポップコーンを作ろうとしたのみたいだけれど、英語が読めないので、説明書の時間をはるかに越えて加熱したようで、ポップコーンは炭に、電子レンジの内部は茶色になっていた。
 電子レンジの中身を出して、内部を掃除したんだけど、心なしか黄ばんでいるし、使うと燻製の匂いがする。
 匂いはするけれど、ちゃんと加熱できるし、火事にならなかったので、良しとしよう。

 

2006年2月23日木曜日

ミドルスクール

 娘は現在ミドルスクール(中学?)に通っています。
私たちが住んでいる地区のミドルスクールは2年間なので、今年の9月からはハイスクールに行くことになります。
 こちらでは高校までは義務教育なので、高校受験から開放された娘は、
「高校が終わるまでは、こっちにいたい、今日本に帰っても授業についていけない」
といっています。
 高校終わるまでって、あと4年半。
それまで、私は学校に通い続けられるのだろうか?

 こちらのミドルスクールは、日本と違って制服がないので、皆色々な格好をしています。
とりあえず、「露出の高い服装はダメ、ヘアダイも緑や青はダメ、タトゥはダメ」ということになっているようですが、後は自由なので、ビーサン、ハイヒール、ブーツ、スリッパ、ピアス、化粧、等すべてOKです。
 授業中も飲み物を飲んでOKだし、校内の自動販売機でお菓子が買えます。

 決まりも合理的なものが多いですが、遅刻や欠席はメモや電話がないと、すぐ親に連絡が入ります。
他にも授業中にトイレや用事で教室を出るときは、フープのような目印を下げて廊下を歩いています。
この目印は、各教室に2つくらいしかないらしく、娘がトイレに行きたかったけれど、目印を持って出た子がなかなか帰ってこなくて大変だったことが一度あったそうです。
 日本のように教室に教科担任が来るのではなく、先生がそれぞれの教室にいて、生徒が移動する仕組みになっています。
教室が近くで移動だと良いのですが、校舎の端から端まで移動だったり、体育の授業の前後は「トイレなんか行ってる暇はない」そうで結構ハードだったりします。

2006年2月22日水曜日

ゴヘシ

 こちらに来てから3ヶ月くらい経ったある日、怪獣
「エルモのペットはゴヘシなの。」
というので、
「エルモ?セサミストリートの?ゴヘシって名前?どんなペットなの?犬?猫?・・・・」
と聞くと、
ゴヘシだよ!ゴヘシ!」

どうやらゴヘシは動物の種類らしい、いったいどんな動物だ?
怪物か?スライミー(ミミズ?)はオスカー(ごみ箱に住んでる緑のキャラ)ののペットだし、エルモってなにか飼ってたっけ?
あやふやな記憶をたどりながらやっと思い出したのが、なんと

金魚!ゴヘシって・・ゴールドフィッシュじゃない!

早速ヤツに、
「ゴヘシって金魚?」
と聞くと
「そう、金魚」
だって。

 そうか、アメリカ人にはゴヘシで通じるんだ~と妙に感心してしまった私。
 それ以来、金魚を見るたび私も娘も「ゴヘシ」と呼んでいます。

 

2006年2月21日火曜日

スター・スパングルド・バーナー


子供たちの通っている学校では、毎朝授業が始まる前に国旗が掲揚されて、放送で国家が流れます。
 子供も先生もみんな起立して右手を胸に当て、国旗に向かってスター・スパングルド・バーナー(合衆国国歌)を歌った後、星条旗に宣誓をします。
 
 怪獣のクラスは3年なのですが、毎日のことだからか、ほとんどの子が国歌と宣誓の言葉を覚えています。怪獣も意味はわからないようですが、国歌斉唱と宣誓の時間は胸に手をあてて神妙にしています。
 中には(歌詞の内容が戦争を歌ったものなので)宣誓をしない人もいるし、「外国人は必要がない」という人もいるけれど、我が家の子供たちには「歌詞や宣誓の言葉を暗誦する必要はないけれど、アメリカで暮らしているのだから、その国に敬意を払う意味で宣誓の時間は習慣に従うように。」と話しています。
 
 私も時々その時間に息子のクラスに居合わせることがあるのですが、旅行などでは見えてこない部分のアメリカだな~と思います。

 

2006年2月18日土曜日

デンタルクリニック


この週末また雪が降りました。
一晩で10センチくらいだから、大雪の部類には入らないけれど、雪道の運転は慣れていないので、ドキドキです。

 木曜日に学校へ行くと、いつもランチを一緒に食べるタイ人のジャスミンがランチに遅れてきたので、
「どうしたの?」と聞くと、
「今朝はデンタルクリニックに行ってきた、虫歯が痛くて削ってもらって詰め物を変えたら、1000ドル請求された~(T_T)」と半泣き。
「え~っ、1000ドルあったら帰国して歯の治療をしてもお釣りが来る。」と台湾から来たショウショウもびっくり。
 アメリカでは保険は個人でかけるので、保険の種類によっては歯科と眼科をカバーしないものがあって、学生の保険はどっちもカバーしていないのがほとんど。
話しを聞くと、日本だったら初診でも3000円くらいの治療だったので、こちらの歯医者がいかに高いかを実感しました。
 今度帰国したら、歯医者に通って虫歯を完治しておこうと固く決心した出来事でした。

 

2006年2月16日木曜日

バレンタインデー


昨日はバレンタイン・デーでした。
我が家でもクッキーを作りました。市販のクッキーは歯が融けそうなほど甘い+2ダースも入っているので、購入したことがないです。

 こっちに来て初めてのバレンタイン・デーなので知らなかったのですが、子供たちは学校でお菓子の交換をするみたいです。
 怪獣(息子)もスーパーのレジ袋一杯分のお菓子やカードをもらってきました。(手ぶらで行ったのに)
 日本のように女性から男の人にと決まっているわけではなくて、友達同士で交換しているようで、もいくつかもらって帰ってきました。

 


 バレンタイン・デーが終わって、今日は雪が降りました。ニューヨークは大雪で大変みたいだけれど、こちらはそうでもないのでホッとしました。田舎なので、日常の移動には車を使っているので、雪が降ると運転が心配です。


 車庫がないので、雪が降ると出かける前に車の除雪をするので、早起きしないといけないのでめんどうだな~
 明日は、テストが2つ、レポートの締め切りが2つあるので、夜更かしの予定だから、睡眠不足決定だな~(T_T)。

2006年2月15日水曜日

ナルニア国物語

日本では3月公開予定の作品ですが、アメリカでは昨年の12月8日に公開されました。
公開してすぐではないのですが、我が家も年末の休みに観に行ってきました。

原作を日本語で読んでいるはいいとして、怪獣(息子)はまだストーリーを追っていけるほど英語力がないので、出かける前の晩にあらすじを話して、いざ出陣!

初めは戦闘機の中のシーンから始まったので、「部屋を間違って別の映画を観ているのか?」と焦ったけれど、しばらく観ていると場面が田舎に切り替わってホッとしました。
ストーリーは原作を読んでいるだけに、かなり短縮されている感じはしたけれど、ハリーポッター程ではなかったので、許容範囲かな?

凍っている滝が一気に融けるシーンと、戦闘シーンは動きがあって見ごたえ(?)がありました。(ロード・オブ・ザ・リング程スケールは大きくなかったけれども…)

最後に、映画が終わってクレジットが流れても、しばらくは席を立たない方が良いです。
終わりの方に短いシーンが付いているからです。
短いけれども、次のシリーズの存在をそれとなくほのめかすような台詞が話されます。
観に行く予定の方は注意して見てみてください。

2006年2月12日日曜日

ぷろなうんしえーしょん?

 2005年、無謀にも子連れアメリカ留学を決意、周りの「絶対無理だよー」「ビザが取れないって」の心配をよそに、夏に渡米した私たち母子。

 

 日々の出来事や留学までの経緯などボチボチ書いて行こうかと思っております。

 ブログのタイトルは我が家の怪獣♂(小3)の片言英語。
主語がI(私は)じゃなくてMe(私に)になってます。アメリカの子供も同じ様な段階を経て、英語を習得していくんですって。
 そういえば、ヤツの発音は完璧。下手に英語の知識があるよりも、頭が白紙の方が吸収はいいのかも。
カタカナ英語に毛が生えた私の英語と比べると羨ましいかぎり。
こっちに来て英語は文法よりも発音が大事かも‥と思い始めています。