どうやって勉強を教えて行ったらいいのか迷っていた時に、主治医からの情報で、アメリカではIEPというものがあって、障害児一人一人に合わせたカリキュラムが組まれていて、日本でも2007年度からスタートする予定だということを知りました。
怪獣に関わっていた医師は4人いたのですが、主治医とは別の医師からも、
「お母さんは英語は読めますか?アメリカの論文に息子さんのような発達障害の教育の事例が沢山あって参考になるんですが、残念ながら日本語には訳されていないんですよ。」
と、言われ、
「また、アメリカかい。」
と、思いました。
IEPの話を聞いてから、情報は少しずつ集めていて興味はあったのですが、留学しようとはまだ考えていませんでした。
ある日、
「2007年度には、怪獣は5年生。それからIEPを受けて間に合うんだろうか?」
と、不安がよぎりました。
自分で何とかしようにも、アメリカの事例とやらは、いつまで経っても日本語に翻訳される気配はない。
「それなら、私がアメリカに留学してIEPとやらを勉強すればいいんじゃないかな?」
「子供たちも連れて行けば、IEPを現場で体験できるし。」
と、言うことで、2005年年明けに留学を決意。
しかし、現実は思ったより厳しかった。
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