娘は今学期カレント・イシュー(時事問題?)のクラスを取っています。
授業では、政治家の顔と名前を覚えたり、社会問題について話し合ったりと言う事をするようで、先週は3時間かけて妊娠中絶についてのディスカッションをしたそうです。
①母体に危険がある場合のみ妊娠6ヶ月未満まで中絶を認める。
②母体に危険がある場合と、レイプによって妊娠した場合妊娠6ヶ月未満まで中絶を認める。
③妊娠6ヶ月未満までは、自由に中絶を認める。
④妊娠6ヶ月以降も自由に中絶を認める。
の4つの意見に分けて、自分の意見に最も近いものを選ぶようにグループ分けをしたそうです。
結果は、①と②のグループでクラスの約2/3.
③が残りのほとんどで、④は2人しかいなかったそうです。
授業では、自分たちの意見を述べる他にも、「自分のガールフレンドが妊娠したらどうする?」などの現実的な状況も話し合ったそうです。
教師からは、「中絶をしている医師が中絶に反対する人に殺された事件」や中絶の現実などの情報も提示されて、結構白熱したディスカッションになったようです。
娘は英語が上手くないので、自分の意見が言えなくてストレスが溜まったみたいですが、色んなことを学んだらしく、家に帰ってきてディスカッションの様子を話してくれました。
アメリカの授業は生徒が自分の意見を言える参加型の授業が多いです。
多くのクラスで、出席の点数、宿題とテストの点数の他に、参加点(授業態度?の点数)があって、意見を言ったり、質問したりするとポイントがもらえるようになっています。
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