今学期はブレイクを取っているので、大学院出願を目標に平日の午前中は近くに住む日本人(彼女は大学出願にTOEFLが必要)と一緒にTOEFLの勉強をしています。
一緒に勉強をしていて気が付いたのですが、私が高校の時から続けている英語の勉強法で、日本の受験英語には全く役に立たなかったけれど、留学して役に立っているんだなと感じたものが幾つかありました。
今までに気が付いたものを挙げると、
① 英文に主語や動詞(文の構造)を書き込む。
英文を読むときに、S(主語)、V(動詞)、O(目的語)、C(補語)を書き込んで練習していたので、長い文章でも文の構造をパッと見分けられるので、わからない単語が出てきても何とか内容が把握できる。
② 単語を調べて本などに直接書き込む。単語帳は使わない。書き込む時には、意味だけではなくて品詞(名詞、動詞、形容詞、副詞、前置詞、など)も一緒に書き込む。
同じスペルの単語でも文の中の何処に位置するかで、品詞が変わってくるので沢山の意味の中から適切な意味を探すのに役立つし、自分が文章を書く時に単語を選ぶ時にも役立つ。
③ 接頭語、接尾語、語根、を覚える。
語根から派生語の意味を憶測できるので、わざわざ辞典を引かなくても済む。
↑の3つの方法は、文法や語彙以前の英語の基礎の基礎で、文法の本や「でる単」を暗記するのに比べると、結果が出るまでには時間がかかりますが、根気良く続けていると英語を学ぶ上でのベースになりました。
TOEFLの勉強を一緒にしていて、
「どうして、長い文章を混乱することなく読めるの?」
「どうして、この単語が動詞だと言い切れるの?」
「どうやって、意味のわからない単語で辞典を引かなくてもいいものと、引かなくてはいけない単語を見分けているの?」
「どうして、長い単語や専門用語の混ざった文章を辞典を引くことなく読めるの?」
と、質問されて、説明していくうちに、
「自分の英語の勉強法は、一般的な日本人の勉強法とは違うのかもしれない」
と、気が付きました。
今回の教訓:「すぐに結果は出なくても、勉強した事は決して無駄にはならない。」
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