2009年7月15日水曜日

アメリカの幼児のサプリ事情

アメリカでは大人がサプリメントを使うだけでなくて、幼児にサプリメントを与えるのも日常的なことです。

(←画像amazon.comより引用)


 子供のための専用のサプリメントもあるくらいで、毎日与えている家庭も多いと思います。

 アメリカはジャンクフード天国なので、食事が偏るということもあると思いますが、ある種のミネラル(亜鉛)などはジャンクフードではない普通の食事をしていてもどうしても不足がちになるので、補充する目的があるようです。

 その他にも、風邪を予防するために流感の季節にはビタミンD3を飲ませたり、花粉症の症状を軽減するためにいくつかのサプリメントを組み合わせて飲んだりと、日本の民間療法に近い感覚でサプリメントを使っています。

 

ところが↓のウェブの記事を見て、日本では幼児にサプリメントを与えることに否定的な人がかなりいるのに驚きました。

 リンク: 幼児のサプリ摂取は危険含み

 

 日本では幼児用のサプリメントが普及していないこともあるとは思いますが、
「すべて必要な栄養素を食事から取れるように親は配慮するべき」
と、いう考え方は非現実的ではないかと思います。
大人だって自分ではバランスよく栄養を考えて食べていると思っていても、実際に食品成分表などで計算してみると、アンバランスな食事であることがほとんどだと思います。
 
個人的には、
「ちゃんと栄養を考えて食事を作っても、不足しがちな栄養素があるならサプリメントで補給しよう」
という考えのほうが、
「何が何でも食事から。サプリメントを使うなんて手抜きだ。」
という考えよりも柔軟で楽に子育てできるのではないかと思います。

 

アメリカのサプリメント信仰も問題だと思いますが、日本のアンチサプリメント信仰も極端だなあと感じます。
両方のいいところをうまく利用したらいいのに・・・

4 件のコメント:

  1. 確かに…日本は子供にサプリメントを与える…という感覚がない…と言うか…逆に「与えてはいけない」という風潮デスね。
    私が今飲んでいるサプリメントも「妊産婦や幼児は飲まないように」と書かれてあります(^-^;
    「食育」とやらが流行していて「家族揃って体に良い物をバランス良く食べましょう」という雰囲気だから…かもしれませんね(^-^;
    ウチにも「食育バランスポスター」があって 見ているのですが梓のような貧乏人で要領の悪い人間には実現不可能デス(^-^;

    2009年7月16日 (木) 00時58分

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    1. >梓さん
      日本でサプリメントが一般的にならないのは、病気になればすぐ病院に行けるという理由もあると思います。
       
      アメリカでは日本のように簡単に病院にはかかれないので、サプリメントで健康維持という感じで、サプリメントが身近なのも日本とアメリカの大きな違いかも知れません。

      2009年7月16日 (木) 08時39分

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  2. 写真のグミ我が家でも愛用しています。サプリメントですべてが補えるなんて思っていませんがでも足しにはなるように思います。日本ってやっぱり閉鎖的ですよね。だって一日に必要な各栄養素を摂取しようとしたら母はかなりがんばって食事を作らないと無理でしょうから。

    2009年7月16日 (木) 11時43分

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    1. >shioさん
       
      >写真のグミ我が家でも愛用しています。
       
      我が家では写真のグミタイプのものに砂糖のまぶしてある物が好評です。
      グミタイプのマルチビタミンは、子供も好きだし手軽ですよね。
      何より「飲んでいる」と言う感覚よりも「食べている」と言う感覚で、より食品に近い感じですよね。
      大人の私も子供と一緒に毎日1錠?づつ食べていました。

      2009年7月16日 (木) 12時37分

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