ジュニア(日本では高校2年)まで娘は英語はESLのクラスを取っていたのですが、シニア(高校3年)になってからは、一般のクラス(アメリカ人が受けるクラス)を取っています。
12月はエミリー・ブロンテ著の「嵐が丘」を読んでいましたが、(その前に何を読んでいたのか私は把握していないです)今年になってからは、シェークスピアの「ハムレット」を読んでいます。
この間の英語のクラスで、教師が件の名台詞
「"To be, or Not to be. That is the question. "
は具体的にはどういう意味ですか?」
と、質問したので、
日本語訳を知っていた娘は、
手を上げて(娘談によると、英語のクラスで手を上げたのは、その時が初めてで、多分この先も手を上げる機会なんてないだろうと思ったので、勇気を振り絞って手を上げたそうです。)
「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ。」
を英語で直訳したそうです。
そうしたら、それを聞いた英語の教師が、
「ほら、彼女は英語が母国語ではないけれど、わかったわよ。
ちゃんと読めば理解できるのよ。」
と、えらく感動していたそうです。
…娘がその台詞の意味がわかったのは、
日本語訳のお陰なんですけれど…(^-^;
シェークスピアの作品は、英語が母国語の人でも理解するのが難しいので、
↑の名台詞"To be, or ..."
の日本語訳も、いろいろの訳が存在するそうです。
いつも英語のクラスで座っているだけの娘に、手を上げる勇気をくれた、
「生きるべきか、死ぬべきか・・・」の訳を考えてくれた人に、とりあえず感謝です。
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