以前の記事に、人間関係を円滑にするための罪のないウソをホワイト・ライと英語では言うことを書きましたが、
うちの怪獣は発達障害があるためホワイト・ライが言えない。
「ホワイト・ライ」とか「お世辞」とか「社交辞令」とか、私たちは普段無意識に使っているけれど、怪獣にとってはどれもウソで、ホワイト・ライと深刻なウソとの区別がつかない。
この間、セールスの人が来たときも、
「親は在宅ですか?」
と、聞かれて、昼寝していた私をわざわざ起しに来た。
私は眠かったのもあるし、髪はボサボサ、服もパジャマ同然のジャージだったので、
「セールスの人が来たときはわざわざ起しに来ないで、『母はいないと』言えばいいのに・・・とりあえず『母はシャワー中です』と返事して~」
と、だけ言って昼寝に戻った。
怪獣にしてみれば、「『いる』のに『いない』と言え」「『寝ている』のに『シャワーに入っている』と言え」と、ウソを強要されたように感じて混乱したと思います。
「そろそろホワイト・ライの練習をしたほうがいいかな…」
と、思っていたら、翌日も同じ(会社の)セールスマンがほぼ同じ時間に来た。
ホワイト・ライについては何も説明していなかったし、玄関のベルが鳴った時、私は丁度昼寝からの寝起きで寝室にいたので、怪獣は私がまだ昼寝をしていると思っている。
怪獣がどう対応するかと思いながら耳をそばだてていたら…
セールスマンの「親はいますか?」の質問に、
"They are not available.(「(親は)都合がつかなくて応対できません」)"
と、返事をしていた。
「シャワーに入っています」とか「在宅でないです」なら嘘だけれど、「対応できません」は事実なので混乱も抵抗もない。
「教えていないのに上手く受け答えが出来るなんて、怪獣も結構やるなぁ~」
と、親バカだけれど感心した。
しかし、"available"って便利な言葉だと思った。
日本語だと「都合がついて応対できる/合う事ができる/電話に出られる、」と長い言い回しになるけれど、英語だと1単語で済む。
私の使っている英和辞典の用法には、
「公的な文脈で用いる。それ以外では『セックスの相手が出来る』の意味に取られることが多い。」
と、書かれていたけれど、実生活では"available"で「セックスの相手」を連想することはほとんどない。
"available"="free"の意味で使われることが多い。
(ただし、学生をしていて、ミドルクラスの地域に住んでいる私の周り限定なのかも…)
おぉo(^-^)o 怪獣クン凄い! 成長してますねo(^-^)o
返信削除ウチは私が寝てるとオニイチャンは判で押したように「具合が悪くて休んでます」と答えてるf^_^;
とても正直者です。
投稿: 2011年11月25日 (金) 00時12分
>梓さん
削除>ウチは私が寝てるとオニイチャンは判で押したように「具合が悪くて休んでます」と答えてるf^_^;
本当に具合が悪くて休んでいるのだから、嘘をつかなくて済みますよね。
私の場合は、ただのグウタラで出たくないこともあるので、その手は使えないのが残念です。
投稿: 2011年11月26日 (土) 09時57分