デッキの修正は、山形に歪の出てしまった向かって左奥の部分から始めることにしました。
(←ピンクの線で囲った部分:7月28日に作業した部分)
夫の予想では、デッキの板に歪が出ただけだろうから、簡単な調整で直るので、
1日あれば歪んだ部分全部の修正を終えられるだろうと、考えていました。
まず、①修正したい部分のデッキの上板を外す作業から。
我が家のデッキの上板は釘で止められていたため、一本一本くぎ抜きで抜くしかなく、おまけに釘の本数も多かったので、結構時間がかかりました。
(←釘を抜いているところ)
山形に歪んでいる頂点の部分の2枚の板を最初に外して、デッキの下の部分がどうなっているのか見てみたら…
(←問題の雨樋と、壊れてしまった基礎部分)
デッキを支えている柱の下の基礎のコンクリートに亀裂が入って盛り上がっていました。
どうやら雨樋から流れた水が基礎の部分に溜まって、溜まった水が冬の寒さで凍結してコンクリートにヒビを作ってしまったよう。
これは…
上板を調整するだけでは修正できそうもない。
Σ(T□T)ガーン
梁や柱も調整しないといけないので、2枚の上板から向かって右の部分の上板全部をはずして、梁や柱の修正もすることになりました。
(この時点で、1日で全ての作業が終わらないことが確実に…
(TwT。))
(←上板を外して、梁と柱の調整作業中)
②梁と柱の調整をします。
上板を外して調べたところ、
柱の下の基礎は凍結と融解の繰り返しで、上方向に上がっているものの、隙間があるわけでなくしっかり固定されていたので、
上がってしまった分を柱を切って調整することにしました。
②-1:柱の上の梁を除ける。
動かさなくてはいけなかった梁は2本。
向かって奥の梁は簡単に外せたのですが、手前の梁はちょうど柱の上で接がれていて、向かって左側の梁は、上板を外していないデッキ部分を支えていました。
梁の上の上板を全部外すのは大変なので、車用のジャッキで左側の梁を持ち上げて作業をすることに…
②-2:余分な柱をカットする。
(↑写真左の水色の矢印の先がカットした柱)
盛り上がってしまっていた柱(4本)をレベル(水平器)で水平を出してからカット。
②-3:余分な上板をカット。(↑写真中)
調整しているデッキの下に隠れる部分をカット。
②-4:梁を柱の上に乗せて金具で梁を固定。(↑写真右)
(↑左:固定作業に入る前。
中:ネジ止めをしなかった雨樋の部分。
右:螺子止めが終わって固定していない板をはめたところ。)
③上板を梁に螺子で固定。
後の雨樋の作業のために、雨樋の通る部分の2枚の板を残して、上板を(後で外しやすいように釘ではなくて)デッキ用の螺子で固定。
ネジ止め作業が終わる頃には、陽もすっかり落ちて真っ暗に…
週末大工なので、続きは翌週にすることになりました。
(←作業の翌々日に撮ったデッキ。水色の点線と矢印の先の部分が修正した部分。
手前の階段状の部分は歪んだまま。)
また思い出が1ペ~ジ増えましたね~
返信削除お疲れさまでした~!
投稿: 2012年10月14日 (日) 05時32分
>てるひこさん
削除本当に疲れましたです。
たかがデッキの修理と甘くみすぎていました。
投稿: 2012年10月15日 (月) 06時14分