日本でも報道されていると思うのだけれど、14日にコネティカット州の小学校で、また銃の乱射事件があった。
今回の乱射事件は、犠牲者が26人と多く、更に治安のいい地域の小学校で起こっているとこから、一般市民への衝撃がかなり強かった。
治安の悪い地域では、ほぼ毎日の様に銃に関係する事件は起こっているし、死者が出ることもあるけれど、そのような地域に近づかなければ、銃のトラブルに巻き込まれる可能性は低いと思われていたのだけれど、今回の事件でそれが覆されたからです。
私たちの住んでいる地域は大都市の準郊外(郊外の更に外側に広がる住宅地)で、治安が良く経済的に裕福な家庭がい多い地域です。
(スクールバスが必要なくらい遠距離の家の子を除いて)子どもたちも歩いて登下校できるくらい安全な地域なのですが、
今回の事件の直後の日曜日にスクールディストリクト(市の教育委員会のようなもの)から保護者に学校のセキュリティー強化の通知のメールが来ました。
お知らせには、登校時間が終わったら学校の建物の全てのドアを施錠。正面玄関には警備員を配置して出入りする人を全てチェック。警察のパトロールの回数を増やす。などの措置がとられること、登下校には注意をすることが書かれていました。
アメリカでは銃の乱射などの銃を使った殺人事件が起こるたびに、銃規制の論争が持ち上がる。
日本人の私からしたら、
「日本の様に、一般市民が銃を持てないようにしたらいいのに…」
と、思うのだけれど、銃器を作っているメーカーなどの銃の所持に肯定的な団体などの強い反対で、政府が銃の規制を強化するのは難しいようです。
本当にそうなんですよね、日本人の感覚としては。
返信削除『持ってるからそういう事件が起こるんじゃない
皆が持たなくなれば、より事件は起こらなくなるじゃない』
在米の日本人達は、殆どがそんなもどかしい思いをしているのでしょう。
テキサスのブロ友さんもそう思っているそうですよ。
投稿: 瀬津喩 | 2012年12月18日 (火) 16時04分
>瀬津喩さん
削除>持ってるからそういう事件が起こるんじゃない
日本人の私はそういう感覚なんですけれどね、
アメリカ人は(特に銃を持つのに賛成の人は)、
「護身用の銃を持っていれば犯人を撃つ事が出来て、乱射は防げた。」
と、思うみたいで、考え方のギャップを感じます。
投稿: yuuki | 2012年12月19日 (水) 00時34分
悲しい事件ですね。
返信削除なんだか数年に1回はこの手の事件がアメリカでは起こっているのに、銃規制を変えることができない。
事件以上にそういった現状が悲劇ですね。
投稿: takumi | 2012年12月18日 (火) 23時27分
>takumiさん
削除学校での銃の事件は、数年に一回どころか、小さなものも含めると毎年数回は起こっています。
アメリカの政治も日本と一緒で、お金絡みなんですよ。
市民のためには改革したり、規制したほうがいいようなことも、
政治献金を出してくれるスポンサーが反対したら、実現しない。
投稿: yuuki | 2012年12月19日 (水) 00時39分