Blind Dateは2007年のスタンリー・トゥッチ監督のドラマ映画。
オランダ人テオ・ファン・ゴッホ(2004年にモロッコ系のイスラム教徒の青年によって殺害された)監督の同名の1996年の作品のリメイクで、アメリカでは2008年のサンダンス映画祭で初封切。
日本では劇場未公開作品で、DVDも発売されていないようです。
(←上:ドナルド役のスタンリー・トゥイッチ
下:ジャナ役のパトリシア・クラークソン)
blind date(ブラインドデート)は友達などの第三者の紹介で初対面の男女がデートをすることで、カジュアルなお見合いっていう感じだけれど、普通はデートに行くまで相手が誰かわからないデート。
相手が誰だかわからないのでハプニングも多く、映画や小説のネタになることが多いです。
「blind date」という名前のドラマや映画も沢山あって、私が借りたかったのは別の作品だったのだけれど、間違って借りてしまった。
ストーリーは、交通事故で娘を亡くした中年の夫婦ドナルド(スタンリー・トゥイッチ)とジャナ(パトリシア・クラークソン)が、夫婦という固定観念に縛られなければ、お互いの関係を開けた感覚で話せて、娘を失ったショックから立ち直れるのではないかと、ブラインドデート・ゲームを繰り返し試行錯誤する様子を描いたもの。
ドナルドとジャナは、ある時はダンスの相手を探すという設定だったり、ある時は盲目の男性が目の見える友人を探しているという設定で新聞に広告を出して、ブラインドデートをする。
何度も役柄を変えてブラインドデートを繰り返しても、どのブラインドデートも(その同じ役柄での)2回目のデートに結びつかないばかりか、娘を失った悲しみが募るばかり。
最後のブラインドデートでは、ジャナが一緒に死んでくれる相手を探すという設定で、二人とも自殺してしまう。
見ていて、哀愁漂うヨーロッパらしい映画だなぁ~、これはハリウッド映画慣れしているアメリカ(や日本)では流行らないでしょう…と思った。
最後が自殺・・・いただけない(u_u。)
返信削除やっぱり現実離れしててもいいから
HAPPY END がいいなo(*^▽^*)o
投稿: Lino | 2013年9月 5日 (木) 08時33分
>Linoさん
削除いつも、コメントありがとう~
私もハッピーエンドの映画が好きです。
この映画、印象は強い映画だったのですが、観た後の後味があまりよくない映画でした。
「自殺する前にまだ出来ることはたくさんあるでしょ~」
と、思ってしまいました。
投稿: yuuki | 2013年9月 7日 (土) 04時19分