Life of Piは2012年のアメリカの3Dアドベンチャー・ドラマ映画。ヤン・マーテルの同名の小説をもとにした作品。
邦題は「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」で、2013年1月に劇場公開されています。
この作品はDVDについている予告を見て、面白そうだったので図書館から借りてきてみました。
(FOXが大々的に宣伝していたせいか、映画に興味のない怪獣ですら「予告で見たことある~」というくらいでした。)
(←上:成人したパイ役のイルファン・カーン
下:小説家役のレイフ・スポール)
ストーリーは、小説家のヤン・マーテル(レイフ・スポール)は知り合いのインド人から紹介してもらったパイ・パテル(イルファン・カーン)から話を聞くというスタイルで始まっていて、
映画はパイの若い頃に経験したベンガル虎のリチャード・パーカーと太平洋を漂流した冒険の回想シーンを中心に描いています。
パイの家族はインドで動物園を経営していたのだが、パイが16歳の時、カナダへの移住を決意して、カナダで動物を売るために、動物と家族と共に日本船籍の船で太平洋横断の旅に出る。
(←上:主役である漂流時の少年パイの役のスラージ・シャルマ。
中・下:漂流のシーン)
フィリピン近海を航行していた時に、台風のため船が浸水。
船員に救命ボートに押し込まれてパイは傷ついたシマウマと共に嵐の海放りだされるが、救命ボートに乗っていたのはパイとシマウマだけでなく、(パイは知らなかったが)ハイエナとベンガル虎のリチャード・パーカーも乗っていた。
その後、オランウータンを海で拾い上げ、一人と4匹の動物の漂流が始まる。
ストーリーの展開は面白いし映像も綺麗で、映画を観るのがあまり好きでない怪獣も引き込まれて観ていた。
映像は綺麗だったことは綺麗だったのだけれど、CGやプールで撮影したという感じで、リアリティーに欠ける映像だったのは残念。
(太平洋は外洋なので、映画のように鏡のように静かな水面というのは晴れて無風の日でもありえない。)
リアリティを追求したら撮影にならなくなっちゃうし、風景も単調なので、娯楽映画に向かないのはわかっているけれど、子どもの頃に斉藤実著の「太平洋漂流実験50日」(ノンフィクション)を読んだことのある私としては、ちょっと物足りないというか、フィクションだと安心して見れる映画というのか、ちょっと複雑な心境の映画だった。
話題になった映画ですね~
返信削除映像の作られた感は否めない感じですが
まあ 映画という事で・・・
投稿: Lino | 2013年9月 2日 (月) 12時28分
>Linoさん
削除いつも訪問&コメントありがとうございます。
Linoさんもご覧になったのですね。
映像はリアリティーに欠けるけれど、ストーリーとしては楽しめたので、全体としてはいい映画ですよね。
投稿: yuuki | 2013年9月 4日 (水) 03時48分
気になる作品だったので、
返信削除英語の勉強のつもりで随分前に本を購入しましたが、2ページぐらいまでで、今はホコリかぶっています。
投稿: Aragon | 2013年9月 2日 (月) 18時47分
>Aragonさん
削除訪問&コメントありがとうございます。
英語版の小説ですか~。
何ページくらいあるのですか?
私は、英語の説明文や論文は読めても小説は苦手です。
楽しく読めるのは小学校高学年レベルくらいです。
投稿: yuuki | 2013年9月 4日 (水) 03時48分
↑名前が自動で入らない^^;何故だろ?
返信削除ちなみに前ページの名無しもわたくしですw
大当たり~~~❤ (笑
この映画
日本でも大々的に予告が流れてた^^
我が家には ベトナムのボートピープルの子が数年居た事があって ものすごくリアルな話をたくさん聞いてたから・・・^^;
なんとなく観ようという気にはなれなかったの^^;
映像の綺麗さと お話のシュールさと・・・
マッチするのか? ( ̄∇ ̄ㆀ)
投稿: ★おきらく龍★ | 2013年9月 3日 (火) 02時41分
>おきらく龍さん
削除コメントありがとう~
一つ前の記事の名無しさんは、やっぱり龍さんだったんですね~
間違ってなくてよかった~
ベトナムのボートピープルの方のお話だったら、凄かったでしょうね~
この映画はドキュメンタリーじゃないから、あまりリアリティーにこだわっていないです。
話自体が非現実的なので、映像が綺麗な方が夢のような感じでかえってぴったり来る感じです。
投稿: yuuki | 2013年9月 4日 (水) 03時48分