最近気候も春らしくなって、5月6日にやっと庭の桜が咲き始めた。
(←5月6日の庭の桜)
この辺りは春から初夏にかけてが雨季なので、だんだん雨の降る日も多くなって来ています。
この写真を撮った翌日も、朝と夜は激しい雷雨だった。
5月5日の月曜日、怪獣の学校のソーシャルワーカーから電話があって、学校に呼び出された。
(←咲き始めた桜の花)
ソーシャルワーカーの話によると、6時間目の英語の時間に、ジャーナル(日記風の散文のようなもの)を書く課題があって、そのジャーナルの最後に「suicide(自殺)」という言葉を含む文を書いたらしい。
学校の決まりで自殺や自殺をほのめかすような文章を書いた場合は、親に迎えに来させるようになっているようで、
「今すぐ学校に来てください」
と、言われた。
ソーシャルワーカーからの電話を切った後、夫に電話で状況を簡単に説明して、学校から戻ったら連絡すると伝え、怪獣の高校に出かけた。
(←玄関前のアプローチ。
サクラソウが咲き始めている)
いきなり自殺と言われてもねぇ…
最近の生活の様子から考えても思い当たる節はないし、発達障害がある怪獣には、親に気づかれないようにように、悩んでいるいることを隠して明るく振舞う程の演技力はない。
感受性の激しいタイプではあるので、生活の変化や、自分の思った通りに事が運ばないと、パニックに陥ることは度々ある。
多分、ちょっと嫌なことがあって、何となく突発的に「自殺」という言葉を書いてしまったのだが、周りが騒ぎだして引くに引けなくなった可能性が高い。
学校でソーシャルワーカーの話を聞くと、
思った通り、(本人は落ち込んでいると言っているものの、)成績は急激に落ちていないし(落ちていないどころか上がっているし)、自殺の手段も全く考えていないし、悩んでいた気配が全然ない。
状況から考えると心配の必要はなさそうと、ソーシャルワーカーも話していたけれど、とりあえず「学校の規則だから…」と、私に電話をかけたらしい。
おまけに、ジャーナルに「自殺」と書いたのが、ソーシャルワーカーのオフィスの隣の部屋にオフィスを持っていた、1年と2年の時に英語の担任をしていて、IEP(特殊教育)のチームの一員の先生にもわかってしまった。
彼女は怪獣と授業などで話す機会がなかったので、最近の様子がわからず心配になったのだろう。
下校後、キャンディを持って家庭訪問にわざわざ来てくれた。
先生が怪獣と話している間に夫も帰ってきて、先生、怪獣、親で話し合いになった。
先生の来ていた間は神妙にしていた怪獣だが、先生が帰った後はいつもと様子は変わらなかったし、食事も普通に食べ、その後、買い物帰りに買った安売りのDVDの「グレッグのダメ日記2」を見て大笑いしていた。
これのどこが鬱っぽいって…?
怒りゲージ MIN ■■■■■■■■■■ MAX o(`Θ´)○☆パンチ!
余談:
学校から帰って直後、先生が家庭訪問に来る前に、夫に学校での状況を報告するために電話をかけた。
電話をとるなり開口一番、
「自殺したい子どもは何してるって?ヘ(^∇^ヘ) 」
と、大笑いしながら聞いてきた。
全く怪獣も夫も、親子揃って呑気なものだ。
こっちは、学校に呼び出されて恐縮して小さくなっていたと言うのに…
コミュニケーションする時には、もうちょっと言葉を選んで、人騒がせにならないようにして欲しいよ。
適切な言葉の使い方教室があるなら、親子で放り込みたい気分だわ。
o( ̄^ ̄o)プンプン!
息子さん深刻な状態でなくよかったです
返信削除とはいえ態勢がしっかりしてるなぁと感心します
我が家でも息子が時々
「何のために生きてるかわからない
俺はおらん方がいいんじゃないか」
と泣きながら訴えることが
そういうときは大概自分のミスで
(何度も同じ間違いをする)
叱られた(怒られた)時
こちらもイライラして
ついきつく言ってしまった時に
本人は自己否定
(自分は母にとって存在意義のない存在)の感情・認識を持ってしまうらしく
そのような発言になるようです
こちらは「いやいやそんな深刻な話じゃないから!」と逆にビックリ!!(゚ロ゚屮)屮
言葉の使い方って難しい・・・(;´∀`)
投稿: Lino | 2014年5月 9日 (金) 08時20分
「自殺」なんて言葉を使っちゃうと
返信削除たしかに、周りはビックリしちゃいますね
でも、本人はきっとそんな大袈裟な意味じゃないんですよね
ウチも外見の幼さとは裏腹に
意外にも難しい言葉を操ったりして時々苦笑いしますよ
この前は「謙虚」って言葉にフォーカスしちゃって
意味も分からずテストにまで書いていましたから・・・
ぜんぜん違う答えだったんだけど・・・
怪獣くんもそれに近いものあったのかな
それにしても、苦労するのはいつもこっちだよね(^^;)
投稿: モッチーヌ。 | 2014年5月 9日 (金) 10時06分
例えば『自殺を考えるくらいなら…』なんて一文でもOutなの
返信削除過剰反応過ぎるでしょ、それって
まー、ご主人の能天気発言や息子君の様子からして『自分が
本気で悩んでいた』感がまるでないのがせめてもの、ですよ。
とはいえ、いきなり迎えに来いだの物騒な言葉を使っただの
言われてはビックリしますよねぇ
投稿: 瀬津喩 | 2014年5月 9日 (金) 10時59分
アメリカでは生徒へのケアと家庭との連絡が行き届いているのですね。日本もこうすべきでしょうが、先生が多忙すぎて手が(心まで)回らないようです。自殺する生徒が増えているのに、です。
返信削除投稿: ゆ~ | 2014年5月10日 (土) 10時37分
こんばんは!
返信削除ネットのフィルタリングと同じ抽出のしかたですねぇ。
前後の流れは検討されす、注意ワードの有無でアラートが鳴る。
まぁ、どんな小さな可能性でももらさないように…という思いは感じられますが…本人も親も大変ですねぇ。
大袈裟な!の一言で片付けられない所が辛いとこです…
投稿: ミナゾウ | 2014年5月10日 (土) 23時26分
1度だけでも自殺を考えない子なんて むしろ今の世の中ではいないんじゃないかな?
返信削除繊細な年頃だし 特に感受性の強い子は 毎分・毎秒単位で感情の起伏がジェットコースターのように激しく上下してると思うナッ^^;
仮に自分に自殺願望がなくても テレビなどで自殺した子のニュースなんかを見た時に「何故自殺したんだろう?」と感情移入してしまう・・
ある意味純粋だからこそかも知れないね^^
うちの息子は12歳の時に自殺を考えていました^^;
幸い友人が気が付いてくれて事なきを得ましたが油断しないで見ていた方がいいかもと・・
むしろご主人のように冗談を言って笑い飛ばしてくれる家庭であった方が 本人も何でも話してくれるかもですね^^
投稿: ★おきらく龍★ | 2014年5月11日 (日) 12時49分
>コメントくださった皆さん
返信削除訪問&コメントありがとうございます。
週末はバタバタしていて、お返事遅くなってスミマセン。
>Linoさん
言葉の使い方って難しいですよね。
以前ADHD関連の本で、
「ADHDの子どもたちは、ガラスのハートで、固いのだけれど壊れやすい。」
と、読んだことがあって、今回のは正にそんな感じなのかなぁ…と、感じました。
普段は能天気っぽく見えるのですけれど、意外に繊細な面もあるのかもしれないと思いました。
>モッチーヌさん
息子さん小学校4年生なのに、もう「謙虚」なんて字が書けるんですか?
凄いですね。
私は読めても多分書くのは無理かも…
うちの息子は小学校2年までしか日本の学校に行っていないので、難しい漢字はほとんど読めません。
書くのに至ってはほぼ全滅です。
今回の「suicide」は、意味は分かっていたようですが、使い方は間違っていました。
文を読んで、「suicide」は名詞、動詞が抜けてるぞ、と、思わず突っ込みたくなりました。
>瀬津喩さん
「自殺を考えるくらいなら…」でも、多分アウトだと思います。
過剰反応かもしれないけれど、何も手を打たずに問題が起こるよりは、から騒ぎでも対処するのが方針らしいです。
放っておくのは(親も学校も)ネグレクトになるみたいです。
>ゆ~さん
ソーシャルワーカーと話したら、思春期専門のカウンセラーのリストを調べて渡すとか言ってました。
日本のように問題が起こってから調査して対応するのでなくて、「自殺」という言葉を書いただけで、どう対応するのかが予めマニュアルになっているみたいです。
>ミナゾウさん
こんばんは~
そうですね。
細かい内容はさておき、NGワードがあれば引っかけるところは、フィルタリングと一緒ですね。
それにプラス内容に問題があれば、それも引っかける。
その点は日本の学校よりは目が行き届いている感じがします。
>おきらく龍さん
ホントに、特に思春期はホルモンのアンバランスもあってか、感情の起伏が激しいですよね。
大人から見たら些細なことが理由で、発作的に行動に移しちゃうこともあるから心配ですよね。
息子さんはお友達が気が付いてくれて良かったですね。
誰か、周りに気にかけてくれる人がいるだけでも随分違いますよね。
投稿: yuuki | 2014年5月12日 (月) 11時18分