(↑五か国の門②とドーフィン砲台④:1756年フランス時代)
ナイアガラ砦観光の記事はいつもの3日に1度の更新ペースでUPの予定でしたが、9記事もあるため旅行記で9月が終わってしまいそうなので、今日から観光の記事が終わるまでは毎日更新することにしました。
(↑門の内側からのナイアガラ川の眺め)
五か国の門(Gate of Five Nations)はフォートナイアガラの正門、イロコイ五か国連合をたたえてフランス軍によってつけられた名前です。
(↑五か国の門の釣り上げ橋を上げ下げする門の内部にある左右の錘)
門の手前は釣り上げ橋で、門の中には橋を上げ下げする錘が左右に設置されている。
(↑砦の内側から見た五か国の門)
(↑南方形堡③:1770年イギリス時代)
五か国の門を通りぬけるとすぐ近くに南方形堡(South Redoubt)があります。
(↑南方形堡の内部:1階)
南方形堡は五か国の門の防衛と大砲用の高台を作るために建造された建物。
対になる北方形堡⑭が内岸の壁を挟んで反対側にある。
(↑南方形堡の内部:2階兵隊用詰所)
(↑南方形堡の内部:階段)
英語のRedoubtの意味は小さな砦と言う意味で、日本語の案内には『堡(ほう)』と書かれているけれど、私の持っている日本語の辞書には『堡』という項目はなく、中国語なのかもしれない、と思った。
(↑南方形堡3階:大砲)
(↑南方形堡可らの眺め
上:砲台回廊⑰と北方形堡⑭と3つの歴史的旗⑮
下:ドーフィン砲台④)
砦の中央にある3つの歴史的旗(The Three Historic Flags)⑮は、オールドフォートナイアガラを支配した3つの国の旗が掲げられているそうです。
白いフランスの旗、イギリスのユニオンジャック、アメリカの15の星と15の線の合衆国旗だそうですが、私たちが行った時はあまり風がなくよく見えませんでした。
※:○で囲まれた番号は一つ前の記事の案内図の番号です
堡は常用漢字ではないけど、「とりで、つつみ、どて」といった意味です。堡砦、堡塁、堡障…どれも「とりで」という意味で使われてます。
返信削除元々は中国由来(パオと発音します)ですが、家忠の時代には城内で戦闘能力に優れた所を「堡」と言ったそうです。
投稿: 梓 | 2017年9月 9日 (土) 03時04分
>梓さん
削除訪問&コメントありがとうございます。
『堡』には砦と言う意味があったんですね。
なるほど…
φ(・_・”)メモメモ
勉強になります。
貰った日本語のパンフレットは結構うまく日本語訳されていたのですが、漢字が常用漢字じゃないのがちらほら混ざっていました。
投稿: yuuki | 2017年9月11日 (月) 02時09分