年末の話で恐縮なのだが…私はクリスマスになると必ず観る映画と大晦日になると必ず聴く落語がある。
大晦日になると毎年毎年、飽きもせず(旅行中以外は)聴いているのが古典落語の『芝浜』である。(落語のビデオを買うほど落語好きというわけではないので、聴くといってもネットの動画なのだけれど…)
『芝浜』は暮の江戸が舞台で、大晦日に演じられることの多い作品。
多くの落語家(噺家)によって演じられているが、ここ数年、私は五代目三遊亭圓楽の芝浜を聴いている。
理由は元々五代目圓楽が好き(特に怪談物)ということもあるけれど、彼の最後の高座の演目が『芝浜』だったから。
(噺家によって様々なバージョンがあるので、聴き比べてみると面白いかもしれない。)
去年、山手線の新駅の名前の一般公募の候補に「芝浜」が挙がっていたそうだけれど、「高輪ゲートウェイ」とカタカナ交じりの名前に決まってガッカリ。
芝浜だったら面白かったのに…
芝浜の話はさておき、年末にネット動画をみていたら、お勧め動画に『桂三輝』という噺家の動画が出てきたので、興味をひかれたのでみてみたら結構面白かった。
(↑ 公式サイト『Rakugo Katura Sunshine』http://katsurasunshine.com/profile/ より引用)
『桂三輝(かつら・サンシャイン)』はカナダ人の噺家(アコーディオン漫談家)。
六台目桂文枝の弟子の1人で、英語(フランス語)と日本語を交えて落語を演じている。
現在はニューヨークを中心に活動しているらしいです。
ネットの動画をみたのだけれど、英語が主で英語も日本語も速い。
夫と、「これは日本で演じても日本人の観客はついてこれないだろう…」と、話していたら、主に海外で公演しているということで納得した。
『芝浜』のさわり
行商の魚屋の勝(かつ)は腕はいいが、大の酒好きでまともに働かないので妻と二人貧乏長屋暮らし。
20日も仕事を休んだ後のある暮れの早朝、女房に叩き起こされて芝の魚市場に行くが、時間が早すぎて市場はまだ開いていなかったので、芝の浜でタバコを一服していると、渚の浅瀬に汚い皮の財布が沈んでいるのを見つける。
中を開けてみると大金が入っていた。
「これで働かなくても酒が飲める」と、喜んだ勝は自宅に戻って女房に財布を見せ、飲み友達を呼んで酒盛りを始める。
翌朝二日酔いの勝は女房の「仕事に行ってくれ」の声で叩き起こされる。
「拾った金があるから仕事なんか行かなくてもいいんだ」
と、言う勝に、
女房は、
そんな金なんかどこにもない、酔っぱらって夢でもみたんだろう。それよりも酒盛りの支払いはどうなるんだ。
と、言う。
そんなはずは…と家探しするが、どこにも財布はみつからない。
大晦日に借金取りが来る(当時は掛買いなので〆が大晦日)のにお金がない。
窮地に陥る勝だが…
後はきいてのお楽しみ…ということで…
桂三輝さんのホームページの落語に動画にjugemuがあって、さっそく見ました。
返信削除私が12歳の時、「笑点」いう番組から、アイドルが歌手デビューして、名前は「ずうとるび」で、明るくて楽しくてすぐにファンになりレコードを買ったり、コンサートにいきました。レコードの中に、この、じゅげむじゅげむ。。。。が出てくる曲があって、普段受け身な私ににしては結構がんばて、覚えた思い出があります。思い出させてくれて、ありがとう。
サンシャインさんの自己紹介や見た目は、
スターウォーズの中で、ジェダイマスターの元で修行に励むような雰囲気もあり、興味深かったです。
投稿: ぽえむちゃん | 2019年1月 5日 (土) 21時10分
>ぽえむちゃんさん
削除こんばんは〜
訪問&コメントありがとうございます~
座布団の山田君ですね~
背も低くてかわいかったですよね。
『じゅげむ』の曲ってどんなんたろう?
お経っぽくなっちゃう気がするのですが…
動画を探してみようかな?
投稿: yuuki | 2019年1月 8日 (火) 09時36分
動画あるかな~?何せレコードでしか聞いたことないし、テレビで歌ってるのも見たことないです。コンサートではどうだったかな?
削除結婚&引っ越しのどさくさで、レコード手元にありません。メロディーにのって歌っていたので、ソフトなラップというか、遊び心、もしくは、「笑点」というルーツからかな。
そうそう、座布団の山田隆夫です。なつかしいわ~ありがとう
投稿: ぽえむちゃん | 2019年1月 9日 (水) 17時34分
>ぽえむちゃんさん
削除コメントありがとうございます~
ずうとるびの「じゅげむ」の動画はなかったです。
レコード限定だったんですね。
残念です。
投稿: yuuki | 2019年1月11日 (金) 05時53分
芝浜駅は、誰が酒を飲んだかわからないが、夢になってしまいました!(笑)
返信削除その後なんか分けわからん~~
投稿: 正体不明 | 2019年1月 6日 (日) 08時03分
>正体不明さん
削除訪問&コメントありがとうございます。
本当に『芝浜駅』は夢に終わっちゃいましたね。
『高輪ゲートウェイ』は公募で130位だったそうじゃないですか。
何のための公募なんでしょうねぇ…
投稿: yuuki | 2019年1月 8日 (火) 09時36分
その昔、シカゴ出身の落語家さんがおりまして…(誰だったかは忘れましたorz)
返信削除自己紹介で”アメリカの2か3出身です!あ?四か五です!”ってやってました。
その昔、真夏のある晩、アメリカ人の女性の大学の方と同席したとき
私が、”今日は1番がひどくって。あれ?2番がひどくって?間違えた3番でした!”
このダジャレはウケてくれました(ちゃんちゃん)
投稿: べらかばんば | 2019年1月 6日 (日) 17時27分
>べらかばんばさん
削除訪問&コメントありがとうございます~
シカゴ出身の噺家さんもいたんですね。
外国人の噺家ってサンシャインさんだけかと思っていました。
ダジャレ?も外国人に通じるんですね~
面白いです。
投稿: yuuki | 2019年1月 8日 (火) 09時36分
あけましておめでとうございます。
返信削除今年もよろしくお願いします。
昨年は下半期の繁忙で、
ちょっとした余裕も持てない調子を過ごしてました。
ポケモンGOも手つかずといった具合で、
唯一、イーブイのぬいぐるみに癒されるようなお正月休みでした。
落ち着いたらプレイ再開です^^
芝浜、落語でメジャーなおはなしですよね。
山手線新駅の名称、芝浜ならしゃれてる趣もあっていいと思うのですけどね。
投稿: southjump | 2019年1月 6日 (日) 23時56分
>southjumpさん
削除訪問&コメントありがとうございます~
昨年はお世話になりました。
こちらこそよろしくお願いします~
私も秋学期から短大(コミカレ)に復学したので、ポケモンGOは夏場のように遊べていません。
最近は寒くて、散歩どころじゃなくなって低空飛行でやっています。
『芝浜』はメジャーな作品だと思ったのですが、うちの夫は知らなかったんですよね。
(夫はエンジニアなので、古典も漢文も歴史全般も小説なども文系のものを全く知らないので、基準にはならないけれど…)
投稿: yuuki | 2019年1月 8日 (火) 09時36分