Sully(放題『ハドソン川の奇跡』)は2016年のUSエアウエイズ1549便不時着水事故を題材にしたアメリカ映画。
監督はクリント・イーストウッドでトムハンクス主演。
USエアウエイズの不時着水事故のことは知っていたのだけれど、映画化されていることは知りませんでした。
映画化されていることを知って、いつか観てみたいなぁ…と思っているうちにCOVID-19で図書館が閉鎖になって借りられなくなってしまいました。
この間図書館の近くにポケモンGOをしに行ったら図書館が開いているのがわかったので、翌週に図書館の利用カードを持って借りて観ました。
2009年1月15日、ニューヨークのラガーディア空港発、ノースカロライナのシャロット空港経由、シアトルのタコマ空港行きのUSエアウエイズ1549便(エアバスA320)は天気に恵まれラガーディア空港を離陸。
離陸直後にカナダ雁の群れに遭遇して、バードストライクが起こり、左右のエンジン両方が停止し推力を失ってしまう。
機長のサレンバーガーと副操縦士のスカイルズはエンジンの再始動を試みつつ、ラガーディア空港へ引き返すか進行方向の先にあるニュージャージーのティータボロー空港に着陸しようとするが、高度が低く速度も不足していたため断念しハドソン川に不時着水することを決断する。
機体は無事着水し、乗員乗客155人全員が生還することができた。
映画はUSエアウエイズ不時着水事故の再現と、機長のサレンバーガーの回想や事故原因の調査などのシーンからなっている。
映画の事故調査のシーンでは、機長の判断が正しかったか、機長と副操縦士の過失はなかったかを執拗に追及する展開になっていた。
航空業界のことを全く知らない私は事故調査のシーンを観ていて、「全員の命が助かったのだからいいじゃない」と、思ったけれど、よく考えたら約1億ドルもする機体が判断ミスで川に沈んだら、航空会社はたまったものじゃないよなぁ…世知辛い世の中だ。
(←事故原因究明の公聴会のシーン)
果たてトム・ハンクス演じるサレンバーガー機長の判断は正しかったと証明できたかどうかは作品を観てのお楽しみ…ということで…
こんにちは!
返信削除この映画、視ましたよ。
バードストライクは怖いですねぇ・・・。
翼に当たったのを一度経験してますが、音速に近い速度で飛ぶ飛行機なのに、鳥の血や羽がこびり付いてました。
エンジンじゃ無くて幸い。
先日、水中からの脱出訓練も受けました。
機体が海中に沈んだ時、水中でシートベルトを外してドアを開けて機外へ逃げる訓練です。
私はダイビングをやるので高をくくってましたが、服を着たまま水中を泳ぐことの難しさを実感しました。
危うく溺れそうになりましたよ。
絶対に飛行機事故には遭いたくないですねぇ・・・。
投稿: FUJIKAZE | 2020年11月13日 (金) 15時40分
>FUJIKAZEさん
削除こんばんは~
訪問&コメントありがとうございます。
FUJIKAZEさんもこの映画ご覧になったのですね。
この映画、実際のやり取りに忠実に再現されていますよね。
略語がところどころに出てきて、何を話してるの?と、少し迷いました。
終りの方の公聴会のシーンで『CVR』と出てきて、夫と二人で「CVRって何だろうね」と、話していたのですが、それがコックピット・ボイス・レコードの略だと分かったのは映画を見終わった後でした。
水中からの脱出の訓練ってあるんですね。
機体が完全に水没してしまうことってあるのですか?
水没してしまった機体の中の人間は大丈夫なんでしょうか?気を失っているとかないのかな?
疑問だらけですみません。
投稿: yuuki | 2020年11月17日 (火) 08時09分