「アメリカの新規感染者の99%はオミクロン株」と報道されるくらいオミクロン株が猛威を振るう中、我が家にも遂にCOVID-19の感染者が出てしまいました。
感染したのは怪獣。
怪獣は去年の3月から臨時のバイトをしていたのですが、去年の秋ごろには臨時も終了になり、その後は生活困窮者に食料を配布する地域の施設で無給のボランティアをしていました。
去年のクリスマスの翌週に、怪獣が運転する車が雪で滑って事故を起こしてしまって車が使えなくなったので、同じ施設で働くS.C君の車に乗せて貰って通っていました。
1月17日に、S.C君から「風邪っぽくて具合が良くないので送迎できない。(もしかしたらCOVID-19かも)」と、連絡があり、その週の木曜日くらいから、怪獣も喉が痛くなり、金曜日には熱も出て体がだるくて辛そうでした。
症状が出始めた木曜日に、COVID-19の検査を受けるようにネットで予約して、その翌週の24日に検査に行くことが決まりました。
※ 去年の暮れにバイデン大統領がCOVID-19の検査を無料にする事、希望者には自宅で検査できるキットを無料で配布する発表をして以来、各州で検査を無料で受けられる機関が増え、風邪の症状が出たり、COVID-19の感染者と接触した場合は検査を受けるように強く推奨されています。
24日に最寄りのドラッグストアに検査を受けに行ったのですが、検査は数分で終わり、結果はスマホにテキストで知らされることになりました。
検査を受けて1時間くらいで、怪獣のスマホに「陽性でした」と、連絡がありました。
( ̄Д ̄;) ガーン
つ、遂に家族にCOVID-19の感染者が出てしまった。
怪獣が検査を受ける前日にS.C君のお母さんとたまたま会って、S.C君の様子を聞いたら、「喉の痛みと熱があったけれど、風邪薬を飲んで寝てたら4,5日で治った。」と、話していて、検査には行っていないと、言う事だった。
「今は(S.C君の)妹が風邪っぽい症状で寝込んでるけど、地下室に隔離してる。」と、言っていた。
ヾ(-_-;) オイオイ...
検査に行けよ~
おまけに、S.C君は(検査に行ってもいないのに)「僕はただの風邪だったから、もし怪獣が検査で陽性だったら、他から移ったのだろうから、これから送り迎えはしない」と、言っているらしい。
(ヾノ・∀・`)イヤイヤ
送り迎えはともかく、検査を受けて陰性だったならただの風邪だろうけれど症状が怪獣と一緒なんだから、怪獣が陽性ならどう考えてもS.C君も陽性でしょ。
夫に、S.C君は検査に行っていないみたいだ、と、話したら、
「S.C君のお父さんは工場勤務で、家族に感染者が出たら仕事に行けなくなってしまう(仕事に行けないと収入もなくなってしまう)から、検査が無料でも受けに行かないんじゃないか?」
と、言っていました。
確かに、アメリカは雇用主に都合のいい法律になっているから、COVID-19感染者に接触して働けない事が分かったら、当日解雇もありうるよなぁ…
感染者に接触していても検査に行かず、「ただの風邪」と、言い張って働き続けて周りに感染者を増やしてるケースもあるんだろうなぁ…
今回の感染騒動で、アメリカの社会の闇を見てしまった気がした。
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