引き続き去年の下書きからです。
8月22日2006年
なんだかんだで、どうにか翌日のフライトでアメリカに着いた私達。
猫の検疫が心配だったものの、入国については何の心配もせずに入国のラインに並んだ私達。
アメリカ入国は日本と違って、どの窓口を使っても同じというのではなくて、
当たりハズレがあるので、短時間でサッと通してくれる係官から別室送りにする係官まで対応にかなりの差があるので、
「どうか、短時間で通れますように・・・」と願いつつ進みが速いブースに並ぶ。
前の人たちも順調に進んでいるので、大丈夫だろうと思ったら、
私達の二つ前で係官が交代。
一つ前の家族が、韓国人の母子で全く英語ができないらしく、通訳がついてかなり時間がかかっていた。
「なんとなく、嫌な予感」
私達の番になって、
「留学の目的は?」などの通り一遍の質問があって、
「あなたが学校に言っている間、子供はどうしているの?」
と聞かれたので、現地校に通っていることを伝えたら、
「学校に通うのにF2ビザ(学生の家族のビザ)なのはおかしい、F1ビザ(学生ビザ)が必要だ」
と言い出した。
「(?_?)ナニヲイッテルンダ?コノ人?」
「移民法がまた改正にでもなったのか?」
一瞬、と思考が停止してしまった、私。
「このビザで子供は学校に通えるかどうか調べるから待つように。」
と係官にいわれて、
『通えるに決まってるじゃない、去年もこのビザで入国したし、周りの学生の子供もF2で学校にいってるんだから(`ヘ´)』
心の中でと思いつつ、ここで吼えても別室送りになるだけだし、乗り継ぎ時間は3時間あるから・・結果が出るまで忍の一字で待ちました。
待っている間も、
「僕は、F2では入国できないと思う。F1を取らなくちゃいけない」
などと偉そうに言っていて、
早くも入国の紙に”拒否”のマークらしきものを書き込んだりしていて、かなりむかつきました。
同じ便で来た人たちも皆、掃けていなくなって周りがガランとして10分くらい経った頃、
やっと検索が終わったのか、入国できることが証明されて入国しました。
入国の許可のスタンプを押しながら、
「じゃあ、どうしてF1を持って入国する子供達がいるんだ?おかしい」
と大声で文句を言っていたら、隣のブースの白人の同僚が
「それは子供だけで来るからだよ、親が一緒じゃないから」
と説明していました。
自分の判断ミス(勉強不足)で、あれだけ待たせて「I'm sorry」の一言もなし。
私がアメリカ人なら、絶対役所に文句を言いに行くのに!
その係官は悲しいことに、日系人でした(名前が日本の苗字でした)。
他の州はわからないのだけれど、加州のアジア系イミグレの係官は要注意との噂をきいていたので、次回ブースに並ぶ時はアジア系は避けたほうがいい?かも?と思いました。
↑私見ですので、必ずしもすべてのアジア系係官が要注意というわけではないと思います。逆にアジア系じゃないから大丈夫でもないので、イミグレに並ばれる時は自己判断でお願いします。
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