2007年10月4日木曜日

レーティング制度


アメリカのほとんどの映画にはレーティング(年齢制限)の印がついている。

日本で言えば「R-18(18禁)」「R-15(15禁)」等にあたるもの(「12禁」もあったっけ?)だけれど、こちらのレーティングはもう少し細かい。

年齢制限のない一般向けの「G」から、「PG」、「PG-13」、「R」、「NC-17」まで5段階
日本のように暴力性的な描写だけではなくて、卑語(スラング)も制限の対象になっている。


一般向けの「G」

子供向けアニメや映画がほとんど、写真は「機関車トーマス」のレーティング・マーク。
幼児向けがほとんどだと思う。
家中を探したけど、「G」のDVDはこれしかなかった。
一般向けでは「オールド・ルーキー」がこのレート。


「PG」保護者の指導が望ましい。

ファミリー向け映画はこれがほとんどだと思う。
写真は「スポンジ・ボブ」のレーティング・マーク。
下のところに、注意(「軽い無作法なユーモアあり」)が書かれている。
「ファミリー・ゲーム」(ペアレント・トラップのリメイク版)、「旅するジーンズと16歳の夏」、「クール・ランニング」、 「ナショナル・トレジャー」「穴/HOLES」「イルマーレ」「RV」「ジュマンジ」「ウォーク・トゥ・リメンバー」「遠い空の向こうへ」とかがこのレート。


「PG-13」強い注意が必要。保護者は同伴が望ましい。

写真は「10日間で男を上手にフル方法」のレーティング・マーク。
日本の一般向けがこのあたりのレートだと思う。
「インディー・ジョーンズ」「ハリー・ポッター炎のゴブレット」「あなたのために」「最後の恋の始め方」「幸せの力」など。


「R」17歳以下は保護者の同伴が必要

写真は「いとこのビニー」のレーティング・マーク。
アクション映画のほとんどがこれだと思う。
「キル・ビル」「バイオハザード」「ダイ・ハード」「エイリアン」「バッド・ボーイズ」等。

「NR-17」18歳未満は視聴禁止。
いわゆる成人映画。
これは、観たことがないので見当がつかない。

レーティング・マークを見ていて時々思うんだけれど、
「レーティング・マークって参考になるのかな?」ということ。
例えば、「スポンジ・ボブ」は子供向けだけれど、表現がお下品なので「PG」とか、
「いとこのビニー」もスラングが多いので、暴力シーンも性的な表現もないのに「R」とか、
逆に制作費がすごくかかっていて、これはヒットしないと困ると言うような映画は性的な表現や多少の暴力シーンがあっても、「PG」や「PG-13」だったり、
例えば、「インディー・ジョーンズ」は「PG-13」なのに、「ナショナル・トレジャー」は「PG」、いったい何を基準に決めているんだろうと思う。

大人の事情の匂いがする。

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