2007年11月20日火曜日

ホット・ゾーン(ペーパーバック4)


現在「ホット・ゾーン」を読んでいる。
エボラウィルスを取材した作品で、ノンフィクション小説
関係者にインタビューして集めた情報を元に書かれている。

小説の舞台の殆どは、1989年のワシントンDC近郊のレストンと言う町で、動物実験用に輸入されて飼われていた猿がエボラウィルスに感染していて、それを駆除する様子が書かれている。

前半はアフリカで初めてエボラウィルスの見つかった経緯や、病状が細かく描写されていて、かなりグロテスク。
後ろに、専門用語の簡単な説明が付録で付いているので、
英語力中級くらいなら、辞書がなくてもなんとか内容は把握できると思う。
日本語にも訳されていて、題名も同じ「ホット・ゾーン」
同名の映画もあるけれど、設定は似ているけれどストーリーは全く変えられているらしい。

ミリタリー用語や、生物・医学用語は沢山出てくるけれども、
小説なので、生物学や疫学に興味がなくても、スリラー物としても読めると思う。
専門用語は日本語にはどう訳されているのかな?
日本語でも、同じくらい克明な描写なんだろうか?
スリル物が好きな人にはお勧めです。

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