アメリカのほとんどの大学がセメスター(2学期)制か、クォーター(4学期)制です。
私の行っている学校はセメスター制。
夫が卒業した学校はクォーター制でした。
セメスターはラテン語で6ヶ月という意味だそうです。
セメスター制だと1学期は6ヶ月間ありそうな感じがしますが、実際のセメスター制では1学期の長さは約4ヶ月です。
1年を4ヶ月毎3つに区切って、そのうちの2学期間は学校に行く仕組みになっています。
アメリカの大学は日本と違って生徒が一斉に入学するのではなくて、セメスター毎に随時入学できるので、大学自体の長期休みはなく、通年で授業が提供されています。
入学の時期がまちまちなので、卒業の時期もまちまちで、卒業式も年に3回あります。
多くの生徒は8月後半から9月にスタートする秋セメスターから始めて、2学期8ヶ月学校に行って夏休みを4ヶ月取ります。
その他にも、1月(冬セメスター/春セメスター)と5月頃(夏セメスター)に始めて、2学期学校に通って4ヶ月休みを取る生徒、長期休みを取らずに学校に通って、4年の大学を3年で卒業する生徒、と色々です。
夏のセメスターは生徒の数が少ないので、私の通っている大学では、他のセメスターとは違うスケジュールになっています。
他のセメスターと同じように、セメスターを通して授業のあるコースもあるし、半分に区切って(ターム)前半だけ後半だけしか授業のないコースもあります。タームのコースは半分の期間で1セメスター分の単位を取らなければならないので、授業の進むスピードと1週間当りの授業の時間が2倍になります。
私は現在は夏セメスターなのでタームのコースを取っています。
留学生のアドバイザーから、
「授業のスピードが速いので、留学生はタームのコースは取らないほうがいい」
と言われたのですが、私の必修の課目はどれもタームのコースだったので選択肢はありませんでした。
アドバイザーの言うとおり、スピードが速いしテストもレポートも半分の時間で準備しなければならないので、結構ハードです。
おまけに、セメスターのコースだとコースが終わって次のコースが始まるまでにレジスター(登録)のために10日~2週間のブレイク(休み)があるのですが、タームのコースはレジスターがセメスターの始まる前に終わってしまっているので、前半と後半の間に休みが全くなく、前半の終わった翌日に後半が始まります。
時間に余裕がないのも大変だけれど、ファイナル(期末テスト)で失敗しても追試が受けられないのがかなり大変です。
アメリカの大学は日本とはかなり違いますね。日本の大学も休日は長かったような気がしますが、アメリカもそれ以上のようです。大学生活から10年近く経ちましたので、そういう話は懐かしいです。
返信削除2008年6月12日 (木) 20時48分
>メンカさん
削除いつもコメントありがとうございます。
アメリカの大学と日本の大学の著しく違うところは、学期のシステムと登録のシステムだと思います。
授業はアメリカの大学の方が面白いと思います。
特に文系は講師がどうやったら効率良く知識を定着出来るかにこだわっていて、セメスター毎に同じ科目でも教え方を変えているようです。
2008年6月14日 (土) 10時47分