こちらに来てすぐの頃のリーディングの勉強法は、多読一辺倒でした。
私がやっていた多読は、
①読みやすいレベルの本(1ページにわからない単語が5つ位までのレベル)を、
②辞書を引かずに、
③毎日、
④出来るだけ沢山(日本の高校の英語のリーダーの教科書くらいのボリュームなら、1週間で読み終えるペース)。
と、言う方法でした。
とにかく沢山速く読むことが優先で、理解度は大まかな内容がつかめればOKと言うレベル。
この方法で、かなりリーディングアレルギーが克服できました。
大学のクラスをとるようになってからは、一度テキストを読んで分からない単語にアンダーラインを引いて、2度目に読むときに単語を調べながら読む、準精読(私が勝手に名前をつけた読み方です)という方法で読んでいます。
ボキャブラリーを増やすのにはこの読み方が効果的でした。
欠点は、大学の教科書は中古で買っても100ドル近くするものが多いので、多くの学生が使い終わったら中古で売りに出すのですが、私の場合は日本語で単語の意味を書き込んである上に、要点にハイライトの線も引いてしまうので中古でも売れなくなってしまっている所です。
娘のお気に入りのリーディング方は音読です。
何でもトロイの木馬を発掘したシュリーマンも外国語(娘の話によると十数ヶ国語)を習得する時に音読して習得したと言う事で、娘も高校の教科書を読むときは音読しているのですが、読む力だけでなく話す力も文章を書く力も伸びてきたそうです。
ただ、音読の欠点は黙読ほどは速く読めないので、沢山のページを読もうと思ったら時間がかかってしまう所です。
どの方法もそれぞれ長所と短所があるので、今は目的に合わせて使い分けています。
私はハリーポッターをイギリス版の原書で読んだんですがyuukiさんとほぼ同じ方法です。
返信削除大切なのは日本語に変換するのをやめる事。
英語のままのニュアンスで掴んでガンガン読む!
物語はこれで行けるケド論文はニュアンスでは無理(^-^;
やはり数多く読み込むしかない!
2008年11月21日 (金) 00時06分
UK版のハリーポッターを多読で読めるなら、かなり英語力があると思います。
削除私はUK版に挑戦したのですが、最初の1章でGive upしました。
「マグル」などの辞書に載っていない単語が出てくるし、ハグリットの言葉は訛の発音をそのまま表記してあるし、見たこともないしかも辞書にも載っていない単語がいっぱいで挫折しました。
今なら単語の意味を推測して読めるけれど、多読を始めた頃の私には難しかったです。
論文の方は単語が難しいだけで、文法もシンプルだしパターンが決まっているので、私にとっては小説よりは読みやすいです。
2008年11月21日 (金) 01時30分