2008年12月10日水曜日

進路説明会

 怪獣の個人面談の翌週に、の進路説明会があったので行って来ました。
 
 去年はの方も個人面談だったのですが、今年はジュニア(日本で言うと高校2年生)なので、特に進学についての説明を8グループに分けて、時間帯をずらして説明していました。

 のグループは生徒が50人くらいで、半分の生徒は保護者が来ていませんでした。
高校卒業後進学を希望する生徒が多くて、留学生の多くは交換留学でアメリカの大学には進学しないため、説明会に参加する人はあまりいませんでした。

 説明をしていた教師の
君たちは何のために大学にいくの?
と言う質問に、
「いい仕事に就くため」、「スポーツをやりたい」、「知識を身につけるため」
と、言う日本でも多い理由の他に、
結婚相手を探すため
と、答えた生徒もけっこういました。

 教師は、
将来の結婚相手を探すのも、大学に行く重要な理由ですね。」
と、コメントしていましたが、日本の進路説明会ではあまり聞かないやり取りだなと思いました。

 アメリカの大学は、トップ校などで入学時にSATやACT(日本のセンター試験のようなもの)の高いスコアがないと入れない大学もありますが、出願者は学力とは関係なしに全て受け入れる(オープン・エンロールメント制)と言う大学まで色々です。
 オープン・エンロールメント制の大学を選んだ場合、受験はほとんどないに等しい状態なので、「将来の結婚相手を探すため」と言う目標の生徒も出てくるわけです。

4 件のコメント:

  1. いつだったか「アメリカの大学は入学は簡単だけど卒業するのが大変」と聞いたような…。
    私たちの時代の日本とは正反対だけど今は少子化で大学が余ってるから「社会人になるための人脈作り」みたいな感覚で大学に行く若者が増えているようですよ。

    2008年12月14日 (日) 01時21分

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    1. 日本の大学は相変わらず、大学での勉強よりも入試が重視ですか?
      入るのは簡単で卒業するの難しいアメリカの大学のシステムがいいのか、日本のシステムがいいのか難しい所ですよね。
      私は怠け者なので、授業が面白くて課題が多く嫌でも勉強しなければ単位の取れないアメリカのシステムの方が好きです。

      2008年12月14日 (日) 23時21分

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    2. 大学から離れてかなり経つし近所に大学がないのでニュースなどで得る情報しかないのですが…(^^;
      一時期より受験生の数が激減していて私立大学などは入学者が少なすぎて経営が苦しく閉鎖する…とか。
      みんなが高校に行くようにみんなが大学に行く時代になってるらしいです。

      2008年12月15日 (月) 01時20分

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    3. 日本の大学も入るのが簡単になっているなら、卒業するのを難しくしてくれたらいいのに・・・
      名前だけ大学卒で、学力のない人間を大量生産しても意味がないような気がする。

      2008年12月16日 (火) 10時11分

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