2009年1月26日月曜日

英語の勉強法4 (アバウト暗記法)

時々日本人の留学生に、
「Yuukiさんは、日本が恋しくなったり、英語を見るのも嫌になったりと言う事はないの?」
と、聞かれます。
 
聞かれて初めて気が付いたのですが、日本がたまらなく恋しい日本シックのようなものになったことは今の所はないです。

(↑私の使った心理学の教科書。付箋に授業のポイントと関連するハンドアウトの番号が書かれている。クリックすると大きい画像が見れると思います。)

家族と暮らしていて、家に帰れば会話はほとんど日本語と言う状態だし、
インターネットは日本語でできるし、
日本にいた頃から、日本食はあまり食べない生活をしていたし、テレビもアンテナがなかったため視ていなかったし、
考えたら学校に行っている以外は日本にいた時とあまり変わらない暮らしをしているので、
日本シックになりようがない状態です。

(←上の教科書の一部を拡大したもの。
英語の脇に日本語で意味が書き込んである。)

 確かに英語が流暢ではないので、不便さは感じますが「見るのも嫌」と言う状態にはなったことがないです。
多分、見るのも嫌になるくらい英語を勉強した事がないからかもしれません

 私の英語の勉強法はかなりアバウトです。

まず、授業のノートは取りません
私はノートを書いても、書いたノートを整理して管理する事が出来ないからです。

(↑テスト用に作った社会学の要点ノート。ノートを作っている間に大体の要点は覚えてしまう。テストは英語で受けるので、ノートも英語。)

 教科書やハンドアウト(授業中に配られる資料などのプリント)に直に書き込むか、付箋(ポスト・イット、スティッキー・メモ)に書き込んで教科書に貼っておくだけです。

 テストがオープンブック(本やノートなどを見ながら回答してもいいテスト)でない時には、暗記するために授業の内容をまとめた短いノート(カンニングペーパーのようなもの)を作りますが、オープン・ブックのテストではノートは作りません。
 

単語帳も使った事がありません
日本でいたときからそうでしたが、私は丸暗記が苦手で単語だけを覚える事ができません。

 
分からない単語はできるだけ文脈から憶測して済ませます。
どうしても分からない単語は辞書で引いて自分の本で書き込みができるものには本に直に意味を書き込んでおきます
図書館の本等で書き込みのできない物は、必要な部分をコピーして書き込みをすることもあります。
その方が、テストの前に見直したときに意味が書き込んであるので、単語を暗記しておく必要はないし、辞書を引く手間が省けます

 前に辞書で引いたことのある単語で、見覚えはあるけれど意味が思い出せない単語は何度でも辞書を引きます
同じ単語を何度も引いていたら、暗記する努力をしなくても自然に覚えてしまいます。
この方法だと、使用頻度の高い単語を先に覚えられるので便利です
同じ分からない単語でも、使用頻度の少ない単語を覚えるのに無駄に時間を使わなくて済みます。

 会話でも同じです。
分からない言い回しがあったら、その場で意味を聞きますが、覚える努力はしません
頻繁に使う表現なら、また聞く機会も使う機会もあるので自然に覚えるだろうと思っているからです。

  基本的に「忘れて当然」と思って勉強しているので、覚えていなくても落ち込む事がありません。
ある程度年齢が高くなってからの留学では、あれもこれも欲張って吸収しようとせずに、最低限必要なことを少しずつ覚えていく事が、日本シックにかからないコツかもしれません。

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