2009年4月10日金曜日

We are Mashall (マーシャルの奇跡)


"We are Mashall"は2006年の日本劇場未公開作品で、邦題は「マシュー・マコノヒー マーシャルの奇跡」です。
(DVDの原題の上にマシュー・マコノヒーの名前があるので彼の名前まで一緒にタイトルの一部として訳されてしまったらしい…珍訳だと思う。)

 1970年飛行機の事故で4人を残す全ての選手と、コーチや監督サポーターを失ってしまったマーシャル大学(ウエストバージニア)のアメリカンフットボールチームが翌年のシーズンに復活して、復活後初めて勝った試合までを描いた実話です。

 個人的にはアメフトのチームを作り上げると言う似たようなジャンルの映画「タイタンズを忘れない」(2000)よりも感動的だと思ったのですが、アメリカンフットボールとアメリカ文化をよく知らない日本人が観ると、ただのスポーツものにしか見えないようで、Yahooのレビューの半分くらいは辛口のコメントでした。

 日本の字幕なしの英語オンリーで観ると、すごく感動的な言葉も日本語に訳してしまうと感情の動きや強さも弱まってしまうせいもあると思います。
日本語だとフラットな感じになったり、あまりにも「くさすぎる」表現になって感動が薄れるんだろうなぁ・・・
日本語版は観ていないのでわからないけれど、タイトルに役者の名前まで入れて訳しちゃうくらいだから、
ヘッドコーチのレンゲル(マシュー・マコノヒー)の感動的な名台詞が迷台詞になっている可能性も大きいと思いました。

 言語自体の特性だから仕方がないのだけれど、「洋画好き」を自称するなら英語オンリーで映画を観れるようになると感動も直に伝わってくるのに・・・と思いました。

2 件のコメント:

  1. マシュー・マコノヒー マーシャルの奇跡…って…(笑)
    英語は語尾に韻を踏むのが特徴だけど…邦題は頭で韻を踏んだのかな?
    言われてみれば日本人がアメフトを主題にした映画を理解するのは難しい気がします。
    かくいう梓もアメフトは全く分かりません(^-^;
    NBA・MLBは日本人がいるし授業でも習うスポーツだからファンは多いけどNFLはルールも複雑だからTV観戦する人も少ないと思う。

    2009年4月10日 (金) 11時09分

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    1. >かくいう梓もアメフトは全く分かりません(^-^;
       
      アメフトのルールがわからないと、試合のシーンの緊迫感が伝わりにくいのですが、この映画の中で出てくる試合のシーンは3回だけ。
       
      最初の飛行機事故のシーンも迫力があるし、
      不可能だと思われていた復活を一歩ずつ実現させていくヘッドコーチの粘り強さ、説得の上手さが見所だと思います。
      機会があって観ることがあるなら、ぜひ英語で観る事をお勧めします。

      2009年4月11日 (土) 05時16分

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