10月14日に怪獣の学校のピアレンツ・ティーチャー・カンファレンスがありました。
小学校の頃は担任一人と個人面談の形なのだけれど、ミドルスクール以上になると、それぞれの教科を担当する教師と面談することになります。
去年の面談の時期には、私が日本に一時帰国していたため行っていないのですが、現在怪獣の通っている学校では、企業の求人説明会のような感じで、体育館のような広い部屋に教師の名前を書いた張り紙がしてあって、その張り紙の前の机に教師が座って待っています。
親(保護者)は、自分の子供を担当してくれている教師の所に行って列に並んで順番に面談します。
面談では普段の授業態度や、成績について、成績を上げるためにはどうしたらいいのか、などが話し合われます。
授業態度も問題なし、成績も良ければ特に話すこともなく、
「そのまま続けて頑張ってください」
と、言う事ですぐ終わりになるのだけれど、
そうでない場合は話が長くなります。
夫は今までアメリカに住んでいなかったので、今回が初めてのピアレンツ・ティーチャー・カンファレンスでした。
面談している時間よりも、列に並んで待っている時間が長かったので、文句を言っていました。
今回面談した先生方のほとんどは怪獣の障害に理解があって、勉強よりも学校に慣れる事を重要視していました。
数学の教師は、
「(低いレベルのクラスから上がってきたので)途中からクラスに参加して、最初の方の授業は聞いていないにもかかわらず、いきなり受けたテストで93点だった」
と、べた褒めだったのに対して、
アメリカン・ヒストリーの教師は、
「クラスでの指示を聞いていない。宿題も提出を忘れたりする。」
等のネガティブなコメントばかり。
(思わず「それが出来ないから、特殊教育のプログラムを受けているんです!(`Д´)」って突っ込もうかと思いました。)
私が無言で憤慨しているのを見て、夫は、
「どうする?先生を変えてもらう?」
と、言っていましたが、
私は、
「将来世の中に出たら、障害に理解がないタイプや、障害者を差別する人もいるのだから、今のうちから少しずつ慣れていったほうがいいと思う。」
と、返事をしました。
まあ、何処の世界にも障害に対して理解のない(理解しようと思わない)人はいるわけで、怪獣が今までのアメリカの学校生活の中で、その手の教師に会わなかったのはラッキーだったのかも知れません。
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