アメリカでは一部の都市を除いて、公共の交通機関が日本ほど発達していないです。
特に田舎では、車がないと買い物にも隣の家にも行けなかったりするので、車は必需品です。
娘の通っていたアメリカのハイスクールでは、選択授業にドライビング・エデュケーションと言う科目があって、高校の単位も取って免許も取得できると言う一石二鳥のクラスがありました。
選択授業と言っても、ほぼ全生徒が取る人気の選択授業です。
と、言うのも、免許取得にかかる費用が大学や民間のドライビング・スクールと比べると格段に安いからです。
娘の通っていた高校では、筆記試験と実技試験の費用も含めて、たったの150ドルでした。
(普通のドライビング・スクールでも300ドルくらいなので、日本の教習所の1/10の値段でお得なのですが、高校で取ると更にその半額で取れるのが魅力です。)
私たちが住んでいた州では、16歳から免許が取れるので、その1年前の15歳からドライビング・エデュケーションのクラスに登録する事ができました。
学校で学科の講習と一定時間の実技教習を受けた後、筆記試験にパスするとラーンナーズ・パーミット(仮免)がもらえます。
18歳未満は仮免取得から6ヶ月経過しないと、ドライビング・テスト(実技試験)が受けられないのですが、18歳以上は規定の時間以上路上で練習すれば、ドライビング・テストを受けて本免を取ることができます。
娘の通っていた高校では、仮免までの講習と実技教習は学校で、仮免以降の路上練習は各自が保護者と練習するシステムでした。
学科の講習はクラスで一斉に受けますが、実技教習は講師と車の数が限られているので、生年月日で順番が決められていました。
生年月日が早い(年上の生徒)が先に教習を受けられるので、クラス登録時に18歳になっていた娘は、一番最初の実技教習のグループに割り当てられました。
長くなったので、次回に続く…
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