実技教習の最初の2時間は実車ではなくて、映写を見ながらデモ機で練習。
デモ機と言っても、映画館の座席にハンドルやレバーやペダル類がついたような物で、教室前方のスクリーンに映し出されるフィルムは1963年のものだったそう。
当然手元のハンドルやレバーを操作しても映像に何の変化も起こらない。
(もしかして、ゲーセンのドライビングのゲーム機のほうがまだマシ?)
音声の指示に合わせてハンドル類を操作するのだけれど、英語の聞き取りの苦手な娘は指示自体が聞き取れなくて、隣の人の操作を真似したそうです。
ただでさえも退屈な講習なのに、娘の割り振られた時間帯は朝の5時半!
映画を映すために部屋は真っ暗だし、ほとんどの生徒が居眠り(運転?)をしていたそうです。
デモ機での練習が終わると、実車を使ってのレンジ(校内にあるコース)で練習。
指定された時間、コースでの練習を終えると筆記試験を(学校で)受けて合格すると、テストのスコアがオンラインでドライバーズ・ライセンス・オフィスに送られて、ドライバーズ・ライセンス・オフィスに行くと仮免を発行してもらえます。
ポイント1:仮免の写真がそのまま本免の写真になるので、仮免の発行手続きの時はオシャレしていくこと。
(私が国際免許からアメリカの免許に切り替える時に、筆記試験に合格した後、実技試験を受けるまで仮免が発行されるのですが、仮免の写真が本免の写真になるのを知らなくて、スッピンで写ってしまって寝起きの顔になってしまった。)
仮免を取ると、助手席に21歳以上の運転免許保持者(18歳未満は保護者限定)を乗せて路上を走ることが出来ます。
路上での練習のあと、実技試験(学校で受ける)に合格すると、テストのスコアがドライバーズ・ライセンス・オフィスに送られて、本免の発行手続きが出来ます。
ポイント2:アメリカでは路上の練習も実技試験も、自分の(家の)車で受けることが出来る。
MT車で試験を受けてもAT車で試験を受けても、発行される免許は同じなので、初めて免許を取る人(高校生)は、オートマの小型車で試験を受ける人が多い。
余談:免許類の発行にはSSN(ソーシャル・セキュリティー・ナンバー、アメリカの年金の番号)が必要だったのですが、娘は外国人でSSNをもらえないため、手続きが面倒でした。
まず、娘は免許の申請時には18歳を越えていた(アメリカでは18歳以上は法的には成人扱い)ので、保護者が代理で手続きができなかった。
更に、ビザがL2だったため、一度移民局に「就労が出来ない」ことを証明してもらわなければ、「SSNの発行ができない」と言う証明ももらえない。
おまけに、アメリカ国内でビザのステータス・チェンジをしたので、ビザのステッカーもなくてアメリカ政府の発行の身分証明は、ステータス・チェンジのお知らせの書類だけ。
免許を発行してもらうために、あちこちに行かなくてはならなくて大変だった。
凄~いo(^-^)o単位も自動車運転免許も取れて しかも格安!…と思っていたらf^_^;…アメリカ人以外は最後の手続きが煩雑なので「そうウマイ話はないもんなんだなぁ」と思った”(ノ><)ノ
返信削除日本は製造している車が圧倒的にATが多いので、殆どの女性はAT限定で小さい車に乗ってます。
男性はバイクも…中型2種も(できれば大型2種も)と思う人や MTのスポーツカーで格好つけたい…という遊び心からMT免許を取る人が多いみたいです。
因みに 私が20年程前に取得したのは「普通1種免許」4年前に更新に行ったら「小型」「中型」しかなくて、私の免許証は「中型(中型車は8tに限る)」となってます。要するに…以前の普通車免許と同じ条件と言う事。
小型車は最近流行りのビッグスクーター等の運転免許という事らしい。比較的取りやすそうだケド…最後の学科の合格率が著しく低いらしい。
交通法規を知らずに自転車で危険運転し放題してきた人が受けるからかもしれない…f^_^;
投稿: 2011年5月 2日 (月) 00時59分
>梓さん
削除>アメリカ人以外は最後の手続きが煩雑なので「そうウマイ話はないもんなんだなぁ」と思った”(ノ><)ノ
うちの娘の免許の手続きが煩雑だったのは、娘が18歳以上だったためと、ビザのステッカーがなかったためです。
18歳以上でも、学生ビザのステッカーがあれば、もっと簡単に手続きが済みます。
日本で運転免許をもっていなかった人が、留学したついでにアメリカで免許を取得して、日本に帰国して日本の免許に切り替えるケースも沢山あります。
投稿: 2011年5月 3日 (火) 06時19分