先日、裏庭の緑の中に赤っぽいものがあるので、
「何だろう?工事の時の印の残りかな?」
と、思って近づいたらバラの花でした。
植え込みの陰に隠れて見えなかったのですが、小さなバラの木があったみたいです。
前に住んでいたアパートの庭にはいろんな種類のバラがあって、5月から6月にかけて次々に花が咲いて綺麗でした。
引っ越してしまって初夏になってもバラの花が見られないのは残念だと思っていたのに、
自宅の庭にバラの木があったとは…
嬉しい発見でした。
夏といえば…
怪獣のほうは今週から夏休みに入っていますが、娘は夏学期前半のクラスのファイナル(期末テスト)の期間です。
今学期はタームの授業(普通は4ヶ月で履修単位をするを2ヶ月で履修する授業)を取ったので、普段の学期の半分の単位のみを取ったにもかかわらず、スピードが速くてついていくのが大変だったようです。
試験の前には「一夜漬け」と言うことも…
英語では一夜漬けは"cramming"と、言います。
(正確な意味は「詰め込み」なのですが、生徒の会話で一般的に使われる場合は「一夜漬け」の意味に近い気がします。)
大学の講義に行くと、講師がよく、
「crammingで覚えられる量じゃないから、早めに試験勉強にかかるように」
とか、
「crammingで学んだことはすぐ忘れてしまって身につかない」
と、生徒に警告したりします。
「crammingで学んだことは身につかない」
と、言うのは本当らしくて、色んな研究結果も出ています。
どうやら、一夜漬けで覚えたことは短期記憶なので、知識として身に着けて長期記憶に移行させるためには反復して学ぶ必要があるらしいです。
が、
人とはちょっと変わった感覚の持ち主の私にとっては、
「一夜漬け」は知識を身につける最も有効な手段だったりします。
スタディースキルで記憶のメカニズムについて学んでいた時に、
講師が、
「短期記憶と言うのは数秒~数十秒しか持ちません。
例えば、朝駐車場に車を停めた時に、隣の車の色を一瞬は覚えていても、暫くしたら忘れてしまうのが例です。」
と、言って、私を指して、
「今朝あなたの車の隣に停まっていた車の色は何色?」
と、聞くので
「赤です」
と、答えたら、
「じゃあ反対側の隣に停まっていた車の色は?」
と、聞くので、
「もう一方には車が停まっていませんでした」
と、返事をしました。
更に、講師が、
「では、昨日あなたの両隣に座っていたクラスメイトの服装は?」
と、聞くので、
覚えていた服装を説明しました。
おかげで、その講師は
「短期記憶は長持ちしない」と言うことの証明に失敗してしまった。
トラウマになるような事故や災害や事件などを体験したり目撃した場合、それが一瞬で一回きりの出来事でも、あるきっかけでフラッシュ・バックすることがあります。
私の場合は、そのフラッシュ・バックがトラウマにならないような日常の出来事でも時々起こるらしく、テストの問題を読んだのがきっかけで、授業を受けていた時のことや一夜漬けで詰め込んだ文字がフラッシュ・バックすることがあります。
一夜漬けでもなんでもインプットさえしておけば、運良くフラッシュ・バックが起こればテストの問題に答えることができます。
そうやって、フラッシュ・バックで思い出したことは、暫く(5~10年くらい)は忘れないので、短期記憶が長期記憶に移行できてしまったことに…
問題は、この日常的フラッシュ・バックを意図的に起こすことが出来ないことです。
駐車場の隣に停まっていた車の色など、思い出してもしようもない出来事を思い出しても、メリットなんかないです。
必要な物だけに、意図的に起こすことができたら天才になれたのに…
と、思います。
短期記憶<長期記憶の教授の その時の顔が見たかった( ̄∀ ̄)…っていうかコノ話、一発で私の頭にインプットされてしまったo(^-^)o…短期的な長期記憶…カナ?
返信削除お笑いブームの日本では数を数えながら変な顔になるギャグが子供たちに爆発的にウケて学校中で「3の倍数で変な顔になる」が大流行して、教師が困ったらしい。なにしろ国語でも社会でも3の倍数は変な顔…低学年は倍数が分からないから数字は全部変な顔…だったらしいから( ̄∀ ̄)m
投稿: 2011年6月26日 (日) 19時28分
>梓さん
削除「3の倍数で変な顔になる」
はまだしも、
「数字は全部変な顔」
は、頻度が高すぎてかなり忙しそうですね。
クラス全部が変な顔になるのを見てみたいです。
投稿: 2011年6月27日 (月) 03時33分