夫が中国に出張に行った時に、中国オフィスで働いているドイツ人の同僚からハリーポッター7<後編>の海賊版を貰った。
(←写真はハーマイオニー役のエマ、ハリー役のダニエル、ドラコ役のトムの順で並んでいるのに、
上に書いてある俳優の名前は、エマ、ダニエル、ロン役のルパートの順で書かれていて、紛らわしい。
最初「ルパートってこんな顔だっけ?」と思ったし、一瞬ドラコ役の俳優の名前も思い出せなくなった。)
同僚のアパートに居候していた同国人(ドイツ人)が、帰国する時に置いていったみたいで、「アメリカのDVDプレーヤーでもとりあえず観れるから」と、言って夫にくれたみたい。
海賊版を観るのは初めてなので、「中国語吹き替えのハリーってどうなのか?」とか「画質はどうなのか?」興味津々で観たのですが…
ツッコミ所満載の海賊版だった。
まず、画像や音声がとてつもなく悪い。
理由はDVDなどのメディアからコピーした物ではなくて、ロシア(音声は英語で所々にロシア文字の字幕がついていた)かどこかの国の映画館で盗撮した物を、中国語と英語の字幕をつけてDVDに焼いたものだった。
英語の字幕も台詞とは違う内容の箇所がかなりあって、「さすが海賊版(それも劣悪な)」としか言いようのないクオリティー。
(正規のDVDでも字幕は短くするために、省かれたり短い言い回しに変更されたりして台詞と全く同じになることはないけれど、台詞の内容まで変えられる事はない。)
夫の同僚の知り合いが帰国する時に置いていった理由も、同僚が「とりあえず」と言った理由もわかった。
あまりのクオリティーの低さに1回だけ見て、ブログ用に写真を撮ったらゴミ箱行きになりました。
本物とほとんど変わらないくらいのクオリティーなら、正規のDVDの売り上げを阻害するかも知れないけれど、ここまでロー・クオリティーだと、「ちゃんとしたのを観てみたい」「次からは正規版しか買わない」と思う人もいるだろうから、あまり売り上げには影響しないような気がした。
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