2012年8月2日木曜日

まだまだ続くリモデリング(改装)48 キッチン・アルコーブの改造2

 冬の間は寒くて一時ストップしていたアルコーブの改造ですが、4月に入って気候も暖かくなって来たので作業を再開しました。

(↑アルコーブの奥の壁とガレージの壁を外したところ。
2×4の壁のフレームが見えている。)

 まず、アルコーブの奥行きを広げるために、①アルコーブ奥の壁と隣接するガレージの壁の一部を切り取って外す作業から始めました。
 アルコーブの奥の壁もガレージの壁もドライーウォール(石膏ボード)で壁をグラインダーで切っていくのですが、カットする時に石膏の粉が埃の様に(と言うか、火山灰の様といった方が正確かも…)舞うので、マスク&養生は必須
 キッチンが石膏の粉だらけになるのを防ぐために、アルコーブの部分に厚手の布をかけて作業したのですが、それでも作業が終わった後はキッチン全部(キャビネットの中まで)の拭き掃除をしなくてはならないほど広範囲に飛び散りました。

(↑2×4の縦枠を外して、2×3の枠をガレージ側につけたところ。
左:水色の点線部分が縦枠を外した跡)

 次に、②壁の2×4の縦枠を外して、一番右と一番左の縦枠は外側にシフトさせてつけなおす
 ③左右をシフトさせた2×4の壁枠のガレージ側に、2×3の新しい壁枠を止める
これで古い壁枠の厚み4インチ(約10cm)分、奥行きが広がることになります。
 新しい壁枠に2×3材を使ったのは、ガレージ側に突き出る部分を少しでも薄くしたかったから。3インチ+ボードの厚みが新しい壁の厚みになります。

(↑アルコーブの左右の壁をドライーウォールから、薄手の合板に変えたところ。
右:白い点線が元の壁の面の位置、水色の点線が新しい壁の面の位置。)

 奥行きの拡張の次は左右の幅の拡張をすることに…
写真で見るとわかるのだけれど、アルコーブの左右には収納棚がついていて、アルコーブの幅を大きく拡張することは難しいので、④左右の壁(ドライウォール)を外して薄い合板(ベニア)と交換して、壁の厚みの差の分だけ広げる作業をしました。
 壁のボードの交換で広がったのは片側約1/2インチ(1.27cm)、左右合わせて約1インチ(2.54cm)です

左右であわせてたった1インチ幅を広げるような細かい作業は、アメリカの業者に頼んでも多分ちゃんと施工出来そうもない。
 我が家(特に)がDIYに拘るのは、日本と比べるとアメリカの作業の精度が大雑把なのも大きな理由です。

(↑新しい壁枠に縦枠を追加したところ)

 、③で取り付けた新しい壁枠に(強度アップのため)2×3材で縦枠と2×4材で横枠を取り付けます

 新しい壁枠に縦枠を取り付けたところで、拡張作業の躯体部分は完了で、次回以降は仕上げに入っていきます。
  

余談:古い壁の取り外し~壁の縦枠取り付けには、丸1日かかりました。
 縦枠取り付けの写真に写っている(スツールの上に置かれている)キャンドルは、明かり取りのためのものではなくて虫除けのキャンドルです。
 昼間は明かり取りと通気のためにガレージのシャッターを開けて作業していたのですが、縦枠の取り付けが終わった時には、薄暗くなっていて蚊がでてきたので、虫除けキャンドルを灯して、ガレージのシャッターを閉めました。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿