2012年10月27日土曜日

ピアレンツ・ティーチャー・カンファレンス2012


 10月10日と18日に怪獣の高校でピアレンツ・ティーチャー・カンファレンス(二者面談?)があったので、10日のカンファレンスに行って来ました。

 今年はが日本出張で不在だったので、私1人で行きました。

 面談のスタイルは去年と一緒で、カフェテリアや図書館などで教科担任が待機する、企業の求人説明会みたいな感じ。
担当のクラスの生徒が多い教師(または、話の長い教師)は長蛇の列、クラスが小規模な教師は待ち時間なしで面談できる。

 怪獣の取っているクラスはアメリカン・ヒストリー(社会科)と生物を除いて小規模なクラスなので、あまり待つことなく面談できました。

 LDのある怪獣は文系の科目(言語に関する科目)や暗記科目が苦手。

 今年は社会科がアメリカン・ヒストリーなので大丈夫かと心配していましたが、今のところ評価はAと以外にもいい成績でビックリ。
 ヒストリーのクラスの補助がすごく有能な人みたいで、授業中に宿題を終わらせてしまうくらい、テキパキと指導しているようです。

 対照的に成績が悪かったのは生物。
暗記が多くてクイズ(小テスト)で苦戦しているようです。

 以外にも、成績がよくなかったのが数学。
幾何学のクラスを取っているのだけれど、今習っているところが「証明」の単元で、言語が苦手な怪獣は躓いている様子。
 数学の先生は去年の先生と同じ先生で、
「証明は(おたくのお子さんだけでなく)クラスの子みんな成績がよくないので、特に気にしなくても大丈夫です。」
と、言われました。

 英語の先生(特殊教育と兼任)は去年と同じ教師で、特に話すことはなく、言語(ソーシャル・トレーニング?)の先生とも面談していくように言われたので、教科の面談後に行きました。

(写真は8月に行ったクラシックカーのクルージングのイベントのときのものです。
ピアレンツ・ティーチャー・カンファレンスとは関係ないですが、折角撮ったので使いました
(;´▽`A``。)

 言語の先生とは、主に他の生徒や教師達との関わりについて話しました。

 言語の先生によると、去年と比べて学校に馴染んできているし、健常児との交流(障害を持った子と健常児が一緒に昼食を食べたり活動したりするクラブのようなものがある)にも、自主的に参加するようになっていて、コミュニケーションスキルが向上していること。

 新学期が始まってから、怪獣は今まで服用している薬の一緒にサプリメントの服用※もしているので、効果があるのかどうか訪ねたら、「サプリメントについての情報がないので、情報を下さい」といわれました。

 他の親の要望として、同じ年代の子どもとの接触を増やしたり、興味の幅を広げるために、興味のありそうな課外活動(クラブ)をいくつか体験してみるお試しができるか聞きました。
 怪獣は自分の関心のないことは全くしないので、初めから1つのクラブに決めてしまうのではなくていくつかクラブを体験してみて、気に入れば入会して続けていけばいいと思ったからです。
 面談が終わった翌週には早速、アートクラブのお試しにいけるように手配してくれました。

※サプリメントの服用
芦屋大と東京農工大の共同研究チームが行った実験で、日本神経精神薬理学会で発表、2010年11月にインターネットのニュース記事になっていたもので、
自閉症スペクトラム障害の人に市販のサプリメントのアラキドン酸約240mgを、1日1回16週間投与したらコミュニケーション障害が軽減したというもの。
アメリカの自閉症研究のサイトでも2011年の8月に記事になっていた。

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