"Switch"は2010年のコメディ映画。
邦題は「アラフォー女子のベイビー・プラン」日本では劇場公開されていなくてDVDが2011年の12月に発売になっています。
原作は短編小説で、DVDの特典映像によると、12ページくらいしかない短いものだったらしい。
キャシー・ラーソン(ジェニファー・アニストン)はニューヨークで働く30代後半の女性。
受胎率の高いうちに子どもが欲しいので、精子のドナー(提供者)を探す手伝いをして欲しいと、親友のウォーリー・マーズ(ジェイソン・ベイトマン)に相談する。
以前からキャシーに思いを寄せていたウォーリーは、人工授精での出産に反対するが、キャシーの決心は固く、しかたなくドナー探しに協力することに…
キャシーは、将来子どもに父親の事を聞かれた時に、ちゃんと返事が出来るようにと、ドナーの容姿などの条件に拘っていてなかなかドナーがみつからない。
ウォーリーは自分の精子を使うことを提案するが、
「友達がドナーなんて変よ」
と、キャシーに一蹴されてしまう。
ようやくドナーも見つかり、妊娠(受精)パーティーが開かれることになり、ウォーリーも招待される。
やけ酒で酔っ払ったウォーリーがトイレを使った時に、提供された精子を入れたカップがトイレに置かれているのを見て、つい手にとって遊んでいるうちに間違ってこぼしてしまう。
困ったウォーリーは、自分の精子を代わりにカップに入れて元の場所に戻すが、深酔いしていたために翌朝には精子を入れ替えた事をすっかり忘れてしまう。
7年後、子育てのために故郷に戻っていたキャシーが息子のセバスチャン(トーマス・ロビンソン)を連れてニューヨークに戻ってくる。
ウォーリーは子守などでセバスチャンと接していくうちに、自分とセバスチャンの共通点が多いことに気がつくが…
この映画の感想は、ウォーリーの優柔不断さを見ていてやきもきした。
キャシーが人工授精をしたいと言った時、精子のドナーを断られた時、妊娠パーティーでキャシーがナーバスになっている時、7年後ニューヨークにキャシーとセバスチャンが帰って来た時、プロポーズのチャンスは沢山あったのに、鈍感なウォーリーはチャンスを逃してしまう。
優柔不断さ具合がうちの夫によく似ていて、観ていて(個人的に)フラストレーションの溜まる映画でした。
ハッキリしない事って天気も人間も何もかもがイライラします
返信削除優柔不断なのは、駄目だわ私
女性が強くなっている現代では、こういう男性は受け入れられないでしょう。
余程心の広い人でないと、ね。
投稿: 2012年10月 6日 (土) 15時03分
>瀬津喩さん
削除結婚当初は、夫の優柔不断さにはイライラしまくりだったんですけれどね。
今は慣れて、
私→決断する・命令する人(頭脳労働)、
夫→働く人(肉体労働)、
のカカア天下になって、円く収まっています。
投稿: 2012年10月 7日 (日) 00時26分