2010年の作品で、ジャンルはコメディ。
監督はウッディ・アレンです。
邦題は「恋のロンドン狂騒曲」で2012年12月1日公開予定。
ストーリーは、ヘレナ(ジェマ・ジョーンズ)が長年連れ添った夫のアルフィー(アンソニー・ホプキンス)の希望で離婚したところから始まります。
離婚のショックで精神的に不安定なヘレナは、友達の勧めで、占い師のクリスタル(ポーリン・コリンズ)を訪れ、アドバイスを受けたのがきっかけで、オカルトや占いに傾倒していきます。
(←上:ヘレナ
中:クリスタルとヘレナ
下:オカルト本屋のオーナー、ジョナサン)
占い師のクリスタルに、
「背の高い肌の浅黒い男性との出会いがある」
と、言われ、
紹介されたオカルト本屋のオーナーのジョナサンが(背も高くないし色も浅黒くないけれど)予言の人じゃないかと、胸をときめかせます。
ヘレナの娘サリー(ナオミ・ワッツ)は、作家のロイ(ジョシュ・ブローリン)と結婚していますが、
ロイは一度ヒット作を書いただけでその後が続かず、サリーがアート・ギャラリーで働いて収入を得て、アパートの家賃はヘレナに援助で払ってもらっています。
(←上:サリー
下:サリーとグレッグ)
ロイの執筆活動が上手くいかないことのストレスと倦怠期から、サリーとロイの関係もギクシャクしがち。
ロイとの結婚生活が上手く行っていないサリーは、同じく奥さんと上手く行っていない職場の上司グレッグ(アントニオ・バンデラス)に惹かれていて、グレッグも満更ではない感じ。
一方サリーの夫のロイは…
(←上:ロイ
中:向かいのアパートの女性と話すロイ
下:向かいのアパートの住人ディア)
仕事部屋の窓から見える向かいのアパートに引越してきた女性が気になっていて、窓越しに声をかけるのを楽しみにしています。
向かいに住んでいる女性ディア(フレディア・ピント)は、音楽学家でフィアンセが時々訪ねて来ているのをロイは知っていますが、度々ランチに誘いデートを繰り返します。
(←上:アルフィー
下:シャルメイン)
ヘレナの元夫アルフィーは、離婚後若い女性との出会いを求めて、ナイト・スポットに通いますが、若い女性には全く相手にされません。
欲望を満たすために、知り合いに娼婦を紹介してもらいます。
紹介されたシャルメイン(ルーシー・パンチ)を何度も指名して、ほぼ独占状態に…
シャルメインが気に入ったアルフィーは求婚します。
シャルメインはアルフィーのお金が目的でOK。
ヘレンと元夫、娘夫婦の4人の恋愛の様子を中心に、ストーリーは展開していきます。
「ミッドナイト・イン・パリ」と似た雰囲気の作品ですが、「ミッドナイト…」とちがってファンタジーの要素はないし、観光地でのロケではないので、非日常感も派手さもないです。
熟年や中年になっても恋愛に積極的な欧米人の感覚が、若者文化好きの日本人に受け入れられるかどうか…
ストーリーとは関係ないのですが、映画のシーンで飲酒のシーンが多いと感じました。
昼間からスコッチやボトルのワインを(お茶や水の代わりのように)飲むのをみていると、
「ヨーロッパ人って、やっぱり飲兵衛?」
と、いう印象を強く感じた作品でした。
ウッディ・アレン氏は、私は本で知ってからファンになりました。ミッドイン・パリなども見てより一層、映画監督としても好きになりました★「恋のロンドン狂騒曲」は、とても楽しみです♪
返信削除投稿: 成功哲学・成功法則研究 | 2012年12月26日 (水) 20時13分
>成功哲学・成功法則研究さん
削除訪問&コメントありがとうございます。
ウッディー・アレン監督の作品は、ヨーロッパ風の感じがいいですよね。
投稿: yuuki | 2012年12月27日 (木) 01時19分