The Vowは2012年のアメリカの恋愛ドラマ映画。
邦題は「君への誓い」で2012年6月に公開されています。
この作品は、ある実在の夫婦の経験を書いた同名の本「The Vow」を元に作られた映画で、レイチェル・マックアダムスとチャニング・テイタム主演。
ペイジ・コリンズ(レイチェル・マックアダムス)とレオ・コリンズ(チャニング・テイタム)はシカゴに住む若い夫婦。
ペイジは彫刻家でレオは音楽の編集を仕事にしています。
ある夜、映画鑑賞の帰りの車の中で、信号待ちで止まった時に、レオにキスをしようとペイジがシートベルトを外した瞬間に、後ろから来たトラックに追突される事故に遭い、二人は病院に搬送されます。
レオは比較的軽傷で意識もありましたが、シートベルトをしていなかったペイジは、フロントガラスを突き破って脳に損傷を受け、意識がない状態でした。
ペイジが意識を取り戻した時、記憶喪失になっていて過去数年の出来事が思い出せなくなっています。
目覚めたペイジにはレオと出会う前の記憶しかなく、目の前にいるレオが自分の夫であることに違和感を覚え、自分がなぜ彫刻家になったのかも思い出せません。
ペイジはレオと出会う少し前に、家出をして芸術の道に進んだのですが、
家出をする前の記憶しかないペイジは、自分が法律学校を辞め婚約者を捨たのかがわからず、現在の状況に混乱します。
退院して、記憶を取り戻すためにレオと一緒に暮らし始めたペイジでしたが、違和感に耐えられず、家出した実家に戻ってしまい、レオは一人取り残されます。
この作品は、去年DVDが出た時からずっと観たいと思っていたのですが、図書館でもいつも貸し出し中で借りられず、やっと観られたのが今年の4月でした。
記憶を失ってもペイジを愛しているレオが、ペイジの信頼と愛情を再度得るために頑張る姿が健気。
そんなレオを、胡散臭そうな目で見るペイジ。
記憶を失ってしまったのだから仕方ないのはわかるけれど、もうちょっと優しくしてあげてもいいのに…と、観ていて切なくなった映画でした。
パートナーが自分を愛していた事どころか、存在すら否定されている状況ですね。
返信削除物凄く辛い試練なんだろうなぁ…。
投稿: 梓 | 2013年5月27日 (月) 15時14分
>梓さん
削除しかも実話ですからね。
映画を観ているだけで可哀相になっちゃいました。
投稿: yuuki | 2013年5月28日 (火) 10時29分