2013年12月29日日曜日

ドレッシング

 アメリカに来て間もない頃、色んなことでカルチャーショックを受けたけれど、その中でも食べ物にまつわるカルチャーショックは、毎日のことだけに沢山経験しました。

(←今年のクリスマスのサラダに使ったカタリナ・ドレッシング)

 食べ物に関するカルチャーショックの中でも、面白いと思ったものの1つがサラダにかけるドレッシングです。

(←サンクスギブンのサラダに使ったポピーシード・ドレッシング。
生ほうれん草のサラダや※1スプリングミックス・サラダと食べられることが多い。)

 まず驚いたのが、ドレッシングの種類が多いこと。

 日本だとイタリアン・ドレッシングはノンオイル(またはローファット)と普通のものの2種類くらいですが、こちらではオリーブオイルとバルサミコとかゼスティーとか材料で種類がいくつかある上に、同じ名前のドレッシングでも、スパイシーなものとか、クラシックなものとかローファットのものとか、さらに細かく種類が分かれていて、味も違います。

 例えば、上のカテリナ・ドレッシングですが、私が買いに行ったスーパーでは同じメーカーのカテリナ・ドレッシングは5種類売られていました。

(←シーザー・ドレッシング
他のメーカーのドレッシングは減塩でも塩辛いものが多かったけれど、このメーカーのものは薄味で食べやすい。)

 同じ名前でも、種類によって味が違うだけでなく、同じ名前で同じ種類でもメーカーによって味がかなり違います。
 一般的に、(クラフトなどの)大手のメーカーの安価なドレッシングよりも、小さなメーカーの少し値のはるドレッシングの方が美味しいことが多いです。

 それでは、値段が高ければ高いほど美味しいのか、と言われると、そうでもなくて、(多分日本人だからアメリカ人とは好みが違うということもあると思うのだけれど)安くても十分美味しいのもあれば、高いけれど美味しくないものもあります。
 組み合わせるサラダの種類にもよるし、こればかりは、食べてみないとわからないです。

(←サウザン・アイランド・ドレッシング。
アメリカのサウザン・アイランド・ドレッシングは日本のとはかなり味が違う。)

 今まで、色々なドレッシングを試して来ましたが、アメリカのドレッシングの瓶の標準サイズは500ml弱(日本のドレッシングの瓶の標準のサイズが180mlくらいなので2倍以上)。
 当然数回で使いきれる量ではなく、試してみたものの美味しくなくて、冷蔵庫にずーっと入れっぱなしで、賞味期限が切れるものが続出することもありました。

 そんな失敗を繰り返して、私たち家族の口に合うなと思ったのは、写真の4種類とOrganic Ville(写真のサウザン・アイランド・ドレッシングと同じメーカー)のオリーブ・バルサミコとHidden Valleyのオリジナル・ランチ・ドレッシング。

 まだまだお店に並んでいるドレッシング完全制覇にはほど遠い。
 かくして、我が家の美味しいドレッシング探しへの、飽くなき挑戦は続くのでした。 

 

 

※1
スプリングミックス・サラダ
ロケット、オークリーフレタス(若芽)、ローメインレタス(若芽)、
レッドオークレタス(若芽)、ほうれん草(若芽)、レッドローメインレタス(若芽)
エンダイブ、フダンソウ、ケール(若芽)
等の葉野菜をブレンドしたもの

2 件のコメント:

  1. ドレッシング

    変わった材料だと試してみたくなりますよね~

    失敗したときの残りが辛い・・・わかります
    使いかけでしばらく放置して
    結局さよ~なら~って

    我が家ではあまりドレッシングを使わないので
    マヨネーズ・ポン酢・醤油系・イタリアン系・和風くらいかな?

    あんまり冒険はしなくなりました

    投稿: Lino | 2013年12月29日 (日) 16時03分

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    1. >Linoさん

       いつもコメントありがとうございます。
       
       試すといっても、闇雲に試すのではなくて、
      日本でもある定番のドレッシングとか、
      材料から判断して好みに合いそうなのを選ぶのですけれどね…
       食べてみると意外に不味かったりするんですよ。

       お醤油ベースのアジア風もかなり試したのですが、全滅でした。
       日本の柚子醤油ドレッシングとかが恋しいです。

      投稿: yuuki | 2013年12月31日 (火) 01時57分

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