Coach Carterは2005年のアメリカのスポーツドラマ映画。
リッチモンド・ハイスクールの1999年のコーチをしたケン・カーターと、彼のチームについての実話に基づいた作品です。
邦題は「コーチ・カーター」で2005年8月公開。
ケン・カーター(サミュエル・L・ジャクソン)は、彼が70年代にバスケットの選手をしていたの母校のリッチモンド・ハイスクールのバスケットボールチームのコーチを引き受けることになる。
リッチモンド・ハイスクールは、あまり裕福ではない地域にある学校で、設備も整っていないし、体育系の部活に参加する50%が高校を中退してしまうような学校で、大学への進学者はほとんどいない学校だった。
彼がコーチを引き受けた時のチームの成績は、1シーズンで4勝しかできない弱小チームで、おまけに選手の態度も無礼で敬意を払うこともなく荒れた状態だった。
チームの態度の根本的な改善が、強いチームを作ると信じるカーターは、チームの一人一人に
①GPA(4点満点の成績の平均点)が2.3以下に下がったらプレーはさせない。
②クラスをサボらないこと、いつもクラスで最前列の席に座ること。
③試合のある時は、ネクタイ着用で会場に来ること。
④お互いを尊敬しあうこと。
などのチームの新しいルールに従う、誓約書を書かせる。
新しいルールに馬鹿らしくて従えないと思った主力プレーヤー3人が、コーチをした初日にチームを辞めてしまう。
残りのチームのメンバーも、新しいルールに従うのを嫌がって反抗するが、カーターはルールに従えない生徒に厳しい罰を与えるスパルタ式で、チームを運営する。
新しいルールに不満を持っていたのは生徒たちだけでなく、生徒の親も、学業よりもバスケットの方に力を入れて、プロのナショナルチームから引き抜かれる方が良いと思っていて、保護者の理解も協力も得られない。
初めは不平を言ってばかりいた生徒たちも、カーターの厳しいルールーと練習に従っているうちに、チームが強くなり試合にも勝てるようになってきて、少しずつカーターへの態度も変わってくる。
この作品は、ベラカバンバさんのお勧めで、去年の夏ごろから探していたのですが、図書館では貸し出し中だったのかなかなか見つからず、やっと見つかったのが去年のクリスマスの時でした。
この作品の見所は、なんといっても試合のシーン。
「試合中継のようではなく、試合会場にいても観ることのできないようなアングルで取りたい。」
と、いう、監督の強い要望で、試合のシーンは、コンピュータを使って動きをシュミュレートしたり、カメラのテストやエキストラと俳優の練習を何度も繰り返し、試行錯誤を重ねて撮影されたものだそうです。
わずか数秒のシーンを撮影するのに、丸1日時間がかかることもザラだったそうです。
バスケットボールのファンでない私でも、試合のシーンにのめりこんでしまうほど、楽しく観れた作品でした。
こんにちは!
返信削除まだ見てないので借りてこようと思います。
バスケも好きなので!
投稿: ミナゾウ | 2014年1月15日 (水) 08時42分
>ミナゾウさん
削除こんにちは~
いつもコメントありがとうございます。
バスケのことをよく知らない私でも、楽しめた映画でした。
バスケ好きなら、なおさら楽しめるのではないでしょうか・・・
投稿: yuuki | 2014年1月17日 (金) 07時56分
まいどですf^^;
返信削除リッチな女子が誘惑するところが好きです。
これは本音ですが、もう一つの本音は
サミュエルLジャクソンていいなぁって(笑
この映画に限らず役者の幅の広さじゃ天下一品!
話変わって、キリングフィールドのマルコビッチさん
髪の毛ふさふさでしたね(笑
投稿: ベラカバンバ | 2014年1月15日 (水) 23時04分
>ベラカバンバさん
削除訪問&コメントありがとうございます。
ベラカバンバさんの紹介してくださる映画はどれも面白いので、夫も楽しんで観ています。
(夫婦で映画の好みが違うので、2人で楽しめる映画は少ないです。)
ありがとうございます。
ところで、マルコビッチの髪がフサフサですって?
髪の毛が控えめになってからの映画しか観たことがないから、フサフサは想像できないです。
投稿: yuuki | 2014年1月17日 (金) 07時56分
レンタルで観ました、いいですよね!
返信削除バスケ好きの旦那君に付き合って
再び見ちゃいました、良作☆
投稿: Aragon | 2014年1月16日 (木) 06時52分
>Aragonさん
削除コメントありがとうございます。
この映画の舞台になったリッチモンドは、Aragonさんと同じ州なのですが、お近くですか?
投稿: yuuki | 2014年1月17日 (金) 07時56分