6月の最初の週に、デトロイトのダウンタウンの近くのBelle Isle Parkにまた出かけてきました。
前に行った時は、水族館と温室と灯台をみて回りましたが、今回は水族館と温室と灯台の他に、博物館も見に行くことができました。
(←博物館の入り口を入ったところ)
博物館には、五大湖周辺の主に船にまつわる歴史や展示がされていて、入り口を入ったところすぐの場所には、シティ・オブ・デトロイトⅢ号の男性用ラウンジが移設されていました。
(←ステンドグラスの部分)
シティ・オブ・デトロイトⅢ号は、1900年代初頭に、デトロイトとクリーブランド(オハイオ州)とデトロイトとバッファロー(ニューヨーク州)航路に就航していた大型蒸気外輪船。
博物館の最も奥の展示は、ウィリアム・クレイ・フォード号の操舵室を移設したもので、操舵室にあった計器類やレーダーなどが展示されていました。
操舵室からは、対岸のカナダが見え、操舵室の隣には水路図を管理したり、航路を計算したりする部屋があり、水路図などが展示されていた。
(←灯台のレンズ)
他には、灯台のレンズが展示されていたり、ボタンを押すと船の警笛のならし方の種類を聞ける展示や、釣りの道具の展示や植民地時代の始めの頃の毛皮交易に使われた手漕ぎのボート等も展示されていました。
博物館の屋外には大砲や碇なども展示されていたし、Miss Pepsi(1920年代のモーターボート)も展示されているガラス張りの別館もありました。
(←展示されていた。潜望鏡を操作する怪獣)
博物館の他には、前回行った時は寒くて公開されていなかった、温室の屋外の睡蓮の池もみることが出来ました。
(名前は睡蓮の池だったけれど、睡蓮の葉が数枚あるだけの池だった。)
(↑睡蓮の池)
(↑昼間の写真なので見えにくいのだけれど、ランタンルームに灯がともっている。)
灯台は、この間行った時は、稼働していませんでしたが、今回は夏の観光シーズンになったせいなのか、ランプが点灯して稼働していました。
DIA
Belle Isleに行った日の前日に、DIA(デトロイト・インスティテュート・オブ・アーツ)に行った。
DIAに行くのは今回で3回目。
お出かけの時は大体デジ1を持って出かけるのだけれど、今回は持って行かなかったら、面白い絵を発見してしまった。
(↑「男」1530年頃、オランダ
と言う説明書きがついていた。)
中世~ルネッサンスのコーナーの絵をゆっくり見て回っていたら、スマホを持った男性の絵が…
(←イヤフォンとカメラのレンズをお絵かきソフトで描き足してみた)
本当はスマホじゃなくて、カードかなんかを持っているのだろうけれど、持っているカードのサイズや色の具合が私のスマホにそっくり。
帽子の紐のゆるみ具合とか、スマホとイヤフォンを使っているように見えた。
怪獣に
「ねえねえ、この人、中世の人なのにスマホ使っているよ。」
と、言ったら、
「…んなわけないだろ~」
と、突っ込まれた。
でも、2人で絵を見ながら、
「でもさ、持ち方とか、どう見てもスマホだよね…」
と、iphoneで写真撮影。
家に帰ってお絵かきソフトでイヤフォンとレンズを描き足しましたとさ…
おしまい。
(ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ
返信削除スマホもった中世のおじさん、ナイスです。
なんだか、教科書の落書きを彷彿とさせますねぇ
大型蒸気外輪船というと、思い浮かぶのがトムソーヤーなのですが、やはり全国で使われてたわけですよね。1900年頃というと、けっこう最近な感じもしますね。
船の博物館のオーラスは操舵室。
さぞ、よい眺めでしたでしょうね。
投稿: アールグレイ | 2015年6月30日 (火) 08時55分
>アールグレイさん
削除訪問&コメントありがとうございます。
教科書の落書き…
うちの息子が、イヤホン付きの画像を見て
「ヴァンダリズムじゃね?」
と、申しておりました。
当時は温暖化ガスも大気汚染も全く気にしてなかったから、石炭ガンガン焚いて空気を汚しまくりだったような気がします。
操舵室って機関室の人間に指令を与えるだけで、実際船を操作するのは機関室だっていう事実に驚きました。
船の事は全く知らない私には、勉強になった博物館でした。
投稿: yuuki | 2015年7月 3日 (金) 02時35分