ミシガン・シティの灯台を見た後、インディアナ州からミシガン湖岸沿いを北上して、ミシガン州のセント・ジョセフにある灯台を見に行った。
ひとつ前の記事の、ミシガン・シティの灯台とそっくりだけれど、ミシガン・シティの灯台は塔が桟橋の先端に一つだけだったのに対して、セント・ジョセフの灯台は桟橋の先端と桟橋の途中の2カ所塔があること。
桟橋の先端の灯台は1886年に稼働を開始。
近くの湖畔の木造の灯台守の住宅のついた灯台(1859年稼働開始)は、桟橋にある灯台に機能を移転したため1886年に廃止、暫くは灯台の関連の設備として使われていたが、1924年に赤十字に引き継がれた。
内側の灯台(桟橋の途中にある灯台)は1907年に建設された。
私たちが灯台を訪れた時は、灯台についているキャットウォークの改修工事中で、桟橋は立ち入り禁止になっていて、桟橋からは近寄れなかったので、近くの湖岸から写真を撮影することにした。
ミシガン・シティの灯台と同じく、近くにはビーチがあったので、夏の観光シーズンまでに工事を終わらせる予定なのかもしれない。
(↑灯台近くのビーチ)
キャットウォークについては↓から…
Catwalk(キャットウォーク)について
(↑Michigan City East Pierhead lighthouse のキャットウォーク)
ひとつ前の記事のミシガン・シティの灯台もそうなのだけれど、桟橋に建っている灯台にはキャットウォークという鉄製の高架のような建造物が灯台についていることがある。
(↑Grand Haven South Pier Lightsのキャットウォーク )
キャットウォークは、(冬季に桟橋が凍るなどの)悪天候で桟橋を通って灯台にアクセスできない時に、物資やメンテナンスのための人が行き来するための通路で、多くの灯台がオートメーション化された後は、不要になってしまって取り外してしまった灯台も多い。
(↑South Heaven lighthouseのキャットウォーク)
ミシガン湖の南の湖畔、セント・ジョセフ近辺の桟橋に建つ灯台にはキャットウォークを残している灯台がいくつかある。
(↑冬のSouth Heaven lighthouse
ホテルにあったMark's Michigan Memories作成のポストカードのスキャン画像)
夏の写真だとキャットウォークは飾りにしか見えないけれど、冬の写真を見ると、何故キャットウォークが必要だったのかが一目瞭然。
昔は悪天候の時もキャットウォークを使って出勤してた灯台守って、命がけの職業だったんだ…
(↑冬のSouth Heaven lighthouse
の北側に並行してある桟橋の先端。
ホテルにあったMark's Michigan Memories作成のポストカードのスキャン画像)
日本でふぁ?”犬走り”なる言葉があります。
返信削除建物の外周をめぐる地面とは一段高くなった
”たたき”のことを言います。
by建築用語(笑
投稿: ベラカバンバ | 2016年7月17日 (日) 20時07分
>ベラカバンバさん
削除こんにちは~
訪問&コメントありがとうございます。
日本語では「犬が走って」、英語では「猫が歩く」んですね。
面白いですね。
英語には正式な名前もあるのだろうけれど、一般的にキャットウォークと呼ばれています。
投稿: yuuki | 2016年7月20日 (水) 03時11分