Multiplicityは1996年のアメリカのSFコメディー映画。
邦題は『クローンズ』で1997年に日本で劇場公開されました。
建設工事会社の現場監督のダグ(マイケル・キートン)は、ロサンゼルスに妻と子ども2人の4人家族で住んでいる。
ダグは仕事が忙しすぎて家族との時間も取れないし、DIYでやっている自宅の改装工事も進めることができず中途半端なままで放置した状態でいる。
妻のローラ(アンディ・マクダーウェル)との関係もぎくしゃくしているところに、妻は以前勤めていた会社の同僚から誘われていて再就職したいのでダグにも家事や育児に協力するように頼んでくる。
妻が働くとなると、子どもの世話や家事の分担などがダグにも回ってきてしまい、忙しさに更に拍車がかかることになり、ダグはパニックに…
ダグが科学機関の建物の施工の一部を担当していた時に、その機関で働くリーズ博士(ハリス・ユーリン)に「自分のクローンを作れば仕事が分担できるので時間に余裕ができる」と、勧められ、リーズ博士自身のクローンも紹介され、博士と博士のクローンの2人?がかりで説得される。
時間がなくて困っていたダグは、博士の勧めに乗って自分のクローンを作ってもらうことにする。
ダグはローラに内緒でクローンを連れ帰り、2号(クローン)に仕事を任せ、自分は子どもや妻のローラと過ごす時間をとることにするのだが…
この映画はアメリカ人の知り合いの勧めで観ました。
本人とクローンは人格が違う設定になっていて、マイケル・キートンの本人とクローンとの演じ分けが面白かった。
映画に出てくる携帯が巨大、固定電話の子機も巨大で笑えた。
90年代半ばの電話ってあんなに大きかったっけ?
胸ポケットに入るサイズの携帯があったような気がしたのだけれど…
車も80年代の車みたいな感じだったし…考えてみれば20年も前の映画なんだよなぁ…
(←ダグ本人以外のクローンが妻のローラとセックスするのは禁止!と言い渡すシーン)
また、今のハリウッド映画は中国資本が牛耳っているため、やたら中国系の俳優が画面に頻繁に映るキャラクターについていたり、こじつけのように中国の街(もどき?)が映ったり、不自然に中国がアピールされていたり、中国政府の政策に媚びるような作品が多いけれど、この頃の映画はまだ中国の喧伝がなくて好感が持てる。
古い映画を観るのもいいかなぁ…と思い始めた。
初めまして、こんにちは。
返信削除クローンズ、初めて知りました。
バットマン以降のキートン、
このような映画に出てたんですね。
FUNNY! のコピーが繰り返されてるのは
クローンにひっかけてあるのでしょうね。
色々突っ込める見どころ(^^)がありそうで
いい感じです~。
投稿: サウスジャンプ(つなまよ) | 2017年12月 7日 (木) 12時47分
>サウスジャンプさん
削除こんばんは〜
訪問&初コメントをありがとうございます。
3日に1度のローテーションなので、すぐにお返事できなくてすみません。
うちの夫はマイケル・キートンの事をケビン・コスナーと間違っていました。
「違うよ~『バットマン』の人だよ~」
と、言ったら、
「そうだ~どこかで見覚えのある俳優だと思った。」
ち、言っていました。
この作品、本当に面白かったです。
まだ観ていらっしゃらないなら、お勧めの映画です。
投稿: yuuki | 2017年12月10日 (日) 14時13分