2019年8月24日土曜日

灯台巡りツーリング &バイカ-の挨拶

 今回の灯台巡りツーリングは、1泊2日の予定で1日目は(2017年のツーリングで訪れることのできなかった)4か所の灯台、2日目はトラバースシティー周辺を観光するか、寄り道してデトロイト市の郊外で16日~18日にかけて行われていたドリームクルーズ(ノスタルジックカー・クラシックカーのイベント)に寄ってもいいかな?と思っていました。

(↑今回のツーリングに間に合わせて取りつけたスマホのホルダーと仮付けしたディスプレー)

(↑バイクとManistee Lighthouse)

 1か所めのManistee Lighthouseを見た後、マニスティ―市にあるサンドウィッチとクッキーやカップケーキを売っているランチ屋さんで昼食を食べました。

(↑昼食を食べたマニスティーク市のサンドウィッチ屋さん)

(↑上:クラシック・チキンサンド
下:ベーコンレタスサンド)

(↑バイクとFrankfort Light)

 灯台を2か所回って、そろそろホテルの予約を…と思ってスマホで検索すると、(夏のリゾート地のためか)トラバースシティー周辺は空きがなく、あっても室料がオフシーズンの3倍~4倍のお値段だったので、宿泊はせずに帰ることにしました。

(↑マニスティーク周辺の舗装されていない迂回路。)

 マニスティーク付近の州道は工事中で、舗装のされていない迂回路を通らなければならなかったりしたため、帰るとなったら明るいうちにインターステート(州間高速道路)までたどり着きたかったので、灯台巡りは途中で切り上げて帰途につきました。

(↑ミシガン州道、中央分離帯なし対面通行1車線の道路だけれど、制限速度は65マイル毎時=約104㎞毎時)

 夏時間で日没は午後8時半頃で日没後30分くらいは明るいので、インターステートには暗くなる前に無事にたどりついたけれど、暫く走ると少し強めの雨が降ってきました。
 乗っていたバイクのゴールド・ウィングはツアラーなので、多少の雨でも濡れることはないのだけれど、路面が濡れていてちょっと危険でした。しかし、雨宿りで止まっても近くで給油できるところがないのでそのまま走行しました。
 暫くしたら雨の降っている所を抜けたのか、雨が止んで路面が乾いて来たので給油できるところまで走って、給油ついでに遅い夕食を取って帰路につき、家にたどり着いた頃には日付が変わっていました。

 

バイカーの挨拶:

(↑left-handed low greeting 画像
https://www.adventurebikerider.com/rider-etiquette-bikers-gestures/

より引用。)

 今回のツーリングでは、他のバイカーも結構見かけました。
他のバイクとすれ違う時、が左手を斜め下に出して挨拶しているのに気がついたので、バイカーの挨拶について調べてみました。

AxselAddictの記事"Motorcycle Etiquette: How Not to Wave Like a Dork"(英語)によると、

バイカーの挨拶の起源は1903年にハーレーダビットソンが創業した頃にさかのぼり、創業者のウィリアム・S・ハーレーとアーサー・ダビットソンがバイクですれ違う時にお互いに挨拶したのが始まりで、彼らは他のライダーにも同じように挨拶したことから広まったらしい。
挨拶が広まって来た頃のバイカーの挨拶の方法は色々だったけれど、1946に、バイカーたちの間でWave Hard And True Biker Societyが結成され、スタンダードやルールがが決められたらしい。

 

【ハンド挨拶の種類】
サイン 方法
左手ー低 左手を伸ばして、1本、2本、3本、または5本指で路面を指す
左手ー真直ぐ 肩とほぼ同じ高さか、少し低めの高さで左手を横に延ばす
左手ー高 肘をまげて左腕を少し前に上げる
右手 ツアラーやゴールドウィングなどのクルーズコントロールがついているバイクに多い
左手ー前 左手をハンドルから素早く離す(3秒以下)

その他にも、『頷く』という挨拶の仕方もあるらしい。

 

【いつ挨拶するか】

・インターステート:しなくてもいい
・カーブを曲がっている時:しなくてもいい
・雨や夜:しなくてもいい
・凸凹のない2車線道路:適切
・交通量の少ないハイウエイ:適切
・ラリー中:しなくてもいい
・渋滞中:しなくてもいい

【挨拶が返ってこない時】

・こちらの挨拶が見えなかった
・相手がクラッチの操作中だった
・ハンド挨拶の代わりに頷いた場合

(↑ゴールドウィングのハンドル周り
水色の楕の中:クラッチレバー
黄色の楕円の中:前輪ブレーキレバー
ピンクの楕円の中:クルーズコントロールスイッチ
緑の楕円の中:スロットル
スロットル(アクセル)が右についているため、走行中は右手で挨拶をすることはできないが、クルーズコントロールがついている場合はスロットルの操作をしていなくてもスピードがコントロールできるので、走行中も右手で挨拶が可能。)

日本にもバイカーがすれ違う時の挨拶(ヤエー)というものがあるらしいが、日本では車両は左側通行なためとバイクの構造上(↑上のハンドル周りの画像参照)のため、『左手ー低』のサインはない。(『左手ー低』のサインをしても、対向車からは見えない。)
代わりに左手を上げてピースをする挨拶方法らしいけれど、私が日本でバイクに乗っていた時は見かけたことがなかったです。

 

4 件のコメント:

  1. マーチャン2025年4月1日 16:06

    ホテル代って凄いですよね。
    かき入れ時は3~4倍!!!。
    オーストリアに行った時・・・、
    音楽祭時だったので1泊7万円しました。

    も~20年前になりますが、
    アメリカのスネイクリバーのドライブを思い出しました。

    投稿: マーチャン | 2019年8月24日 (土) 09時32分

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    1. >マーチャンさん
       訪問&コメントありがとうございます。
       先週の水曜日に飼い猫が亡くなってしまって、お返事が遅くなり大変申し訳ありません。

       ホテル代1泊7万円は高いですね!
      イベントだから仕方ないけれど、海外だと近場の旅行と違って帰宅するという選択肢がないので困りますね。

       スネークリバーにはいかれたのですか?
      いいですねぇ…
      今年、我が家は近くまで行ったのですが、夫の耳の調子が悪くて観光できずじまいでした。

      投稿: yuuki | 2019年9月 4日 (水) 05時51分

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  2. こんにちは!
    yuukiさんは、大きなバイクに乗っているんですねぇ。
    あのバイクは、どの位の排気量があるのですか?
    女性が乗ってツーリングって言うから、せいぜい250cc~400ccを想像していました。
    ひょっとして、旦那さんが運転してyuukiさんは後ろに座っているとか?
    しかし、バイクにも大きなバイクにはクルーズコントロールが付いているんですねぇ。
    ビックリしました。

    投稿: FUJIKAZE | 2019年8月26日 (月) 17時29分

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    1. >FUJIKAZEさん
       こんにちは~
      訪問&コメントありがとうございます。
       先週の水曜日に飼い猫が亡くなってしまって、お返事が遅くなってすみませんでした。

       今回のツーリングに使ったバイクはホンダ・ゴールドウィング1500㏄(80年代のバイク)です。
      私はタンデムライダー(後部座席に座っているだけ)です。

       私は日本では普通二輪(昔の中型二輪)しか免許を持っていないので、日本で乗っていたのは250㏄でした。
      アメリカでは、排気量700㏄以上で実車試験なので、免許は取っていません。
      (背が低いので、700㏄以上のバイクだと足がつきません)

       クルーズコントロールのついているバイクは、ゴールドウィングや古いツアラーに多いようです。
      ゴールドウィングにはクルーズコントロールだけでなく、リバースギア(バックギア)もついています。
       
      投稿: yuuki | 2019年9月 4日 (水) 05時51分

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