ここ数日キッチンの改装の記事を書こうと思って画像を探していたのだけれど、キッチンキャビネット(吊り棚とカウンター)の取り外しの画像が見つからないので、取り外しの記事は飛ばして天井の改装の記事を数回に分けて書こうと思います。
(↑↓水色の矢印の先の点線で囲った部分、Soffitソフィット)
今回の記事ではソフィットの取り外しについて書いていきます。
ソフィットは上の画像で見るとわかるように、天井と壁の接点に取り付けられた四角柱の箱のようなもので、天井とキッチンキャビネット(吊り棚)の間の空間を埋めるように設置されています。
ソフィットは空間を埋めるためだけに設置されているのではなく、中は電気の配線や水やお湯のパイプやエアダクトなどが入っている場合が多いです。
70年代~80年代に建てられた家のキッチンに多いデザインで、今は流行おくれのスタイルになっていますが、中に配線や配管があるため取り外せないケースが多いようです。
我が家のキッチンもキッチンの3方向に奥行き30㎝×高さ30㎝のソフィットがついていました。
ソフィットにウォールボーダーが貼られていて非常に80年代っぽいデザインだったので取り外して、ビーム(梁)っぽいデザインに変えることにしました。
(↑ソフィットに電動ノミで壁と天井から切り離しているところ
2017年7月)
ソフィットは木の枠組みに合板を貼ってその上からプラスターボードが貼られていて、取り外すのは大変だった(そうです)。
(↑キッチン側:ソフィット取り外し後)
(↑ダイニング側:ソフィッ取り外し後
水色の楕円の中:セントラルヒーティングのダクト)
我が家のソフィットの中にも、配線と配管とダクトが一部隠れていて、配線と配管をできるだけ小さくまとめてフェイクのビーム(梁)のサイズを小さくすることにしました。
上の画像の水色の楕円の中はセントラルヒーティングのダクトなのですが配管の前を通っていたので、配管の後ろの壁側を通すように工事しました。
(↑セントラルヒーティングのダクト)
(↑エアダクトを壁側に移動しているところ)
(↑移動の終わったエアダクト)
エアダクトの移動後、パイプ類のある部分以外はプラスターボードで塞いでペンキを塗るために壁の補修する。
(↑プラスターボードで天井と壁を塞いだところ:キッチン側)
(↑プラスタボードで空いた穴を塞いだダイニング側)
(↑エアダクトの下を通っていた銅製の水とお湯のパイプを上にオフセットして壁と天井をプラスターボードで塞いだところ
水色の矢印の先:エアダクトと水とお湯のパイプを移動させたのでたるんでしまってた電気コード)
(↑たるんだコードをカットして継ぎ直しているところ)
たるんだコードを短くするためにカットして継ぎ直し、継ぎ直した部分をビニールテープで巻いて絶縁。
コード類をまとめて残りの壁の部分もプラスタボードで覆ってペンキ塗りに備えて補修した。
継ぎ接ぎの壁の補修の手順に興味のある方は、フランケン壁の補修の記事からどうぞ。
次回はペンキ塗りの様子を記事にする予定です。
質問ですが・・・ご主人様のご職業は?。
返信削除2012年のフランケン壁の記事、読みましたが、最近のガレージ直し台所の直し・・・。
家を段々補修しているのですね。
もし大工さんでなければ、転職出来ますね。
感心ばかりしています。凄い!!!。
投稿: マーチャン | 2020年1月28日 (火) 09時19分
>マーチャンさん
削除訪問&コメントありがとうございます。
夫は以前エンジニアでした。
今は製造業のマネージャーをしています。
DIY好きで家の修理だけでなく、車やバイクの整備もできる範囲でやっています。
木工などもやっていて、本棚やナイトテーブルなどの家具も手作りしています。
投稿: yuuki | 2020年1月29日 (水) 14時17分