2008年5月27日火曜日

統計学


今学期は、統計学の授業を取っています
自然科学系の科目は取りたくなかったのだけれど、必修科目なので仕方がなかった

調査をしたり、データーを整理したりすることは、大学で学んでいる間だけではなくて、実社会に出ても使うので、必修になる理由はわかるのですが英語で数学を勉強するのは思ったより難しくて大変でした。

ビギナーのクラスなんですが、高校で数学を勉強したのは遥か20年も昔のことなんで、内容なんてさっぱり思い出せない。
使われる用語の意味がまずわからない
「statistically significance(有意水準)」とか「P-value(P値)」「simple random sampling(無作為抽出)」「power of the test(検出力)」とか言われても、何だったのか、習った記憶すらもない。
しかも、全部英語なので日本語でなんと言うのかインターネットで調べても、英語をそのままカタカナ表記にしたものや漢字になっていても、用語の説明なしにいきなり公式が書かれていたりして、役に立たない。

仕方ないので、英語の教科書を読むのですが普通文章を読むのとは違う言い回しが出てくるので結構大変。
3分の2を”2 out of 3”と表現するのが分からなかったり、あまりにも単純で辞書にも載っていない言い回しが私にとっては難しい
使って慣れていくしかないんだろうと思う。

ビギナーのクラスなので、クラスメートも数学があまり得意じゃない人が多い
この間、データーの種類の分類の例題をやっていた時、離散型(discrete 例:子供の数)か連続型(continuous 例:長さ)かを判断する所で、一人のクラスメイト(アメリカ人です)が
「台風の死者数は連続型かもしれない。だってホームレスとか把握されていない人もいるから。」
と、言い出して、クラスが討論になった。
講師が
「人数は離散型です。」

と、説明して討論は収まったけれど、こんなことで討論になるなんて、先行きがかなり不安です。

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