2008年9月15日月曜日

Cross WorDS


  この間、クロスワードゲームのDS版が出ていたので購入しました。
1000以上のクロスワードの問題が入っていて、20ドルくらいでした。

 怪獣のIEP(特殊教育)の教師に、
①「主語や動詞の抜けた、単語や文の一部で会話するのではなくて、完全な文章、フル・センテンスで会話するように。」
②「形容詞や、副詞を使って細かい表現や説明が出来るように。」
という2つの、生活の課題の指示が出ているので、クロスワードは説明文から単語を探すゲームなので、表現の練習になるかもしれないと思って購入しました。


  パッケージは見た感じ地味なので、購入時に怪獣は他のゲームの方を買って欲しいと文句を言っていましたが、実際始めてみると結構面白かったらしくはまってしまっています。
 怪獣と一緒にプレーしてみると結構面白かったので、私もはまってしまっています。

文字はタッチペンで書き込んで行くのですが、大文字でも小文字でも下手くそな字でもかなりの確率で認識されます。
ひょっとしたら、文字認識力が高いと言われている「英語漬け」シリーズよりも認識される確率が高いかもしれません。

出てくる単語も「子豚のお母さんは?」とか「歯医者で『口を開けて』を何という?」というような簡単なんだけれど、何故か答えられない問題があってボキャブラリー(語彙)の練習にもなって楽しいです。

アメリカの特殊教育で日本よりも優れているな・・・と思うのが言語の指導です。
怪獣が以前に通っていた日本の学校では、1週間に一度の頻度でしか受けられなかった言語の指導が、ここでは毎日のスケジュールの中に組み込まれていること

日本の学校では、言語の指導は会話を中心にしていて、読み書きは普通の国語の授業で習っていました。
会話の指導をする教師と、読み書きの指導をする教師が別で、お互いに連絡がなかったので、やっている事がそれぞれバラバラで宿題や家庭での課題も指示も一致していなかったため別々の課題に取り組まなくてはならなかったので、親も子供も負担が大きい割には効果が上がらない状態でした

現在通っているアメリカの学校では、怪獣の英語の指導に携わる教師だけで3人いるのですが、お互いに連絡を取り合ってスケジュールを決めているので、会話と読み書きの課題がいつも一致していて、効率良く学ぶ事が出来るようになっているので、言語にハンディキャップのある怪獣には負担が少なくて助かっています。

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