この間用事があってインターナショナル・オフィスに行った時に、前の学期(2009年夏)に英語のクラスで一緒だったアジア人留学生にあいました。
色々日常のことを話しているうちに、英語のクラスのグレード(成績)の話になって、
「自分は一度も欠席した事がなかったし、レポートは全部期限内に提出したし、宿題もやったのにBだった!」
と、不満を漏らしていました。
講師にBの理由を訊ねたら、
「クラスで全く発言しなかったからだ」
と言われたらしい。
「留学生は言葉のハンディがあるのに、アメリカ人と同じように発言するように期待するのは不公平だ!」(#`Д´)
「yuukiのグレードはどうだったの?あなたも発言していなかったからやっぱりBだったの?」
と、聞かれました。
私もクラスではその留学生と全く状況は同じでクラスで全く発言していないし、どうしても半分しか出来ない課題が1つあって良い成績を期待していなかったのだけれど、グレードはAでした。
お怒りモードの彼女を見ていると、とてもじゃないけれど
「私はAだった」
とは、言えずに、
「Bは悪いグレードじゃないんじゃない?」
と、返事をしてしまいました。
彼女のレポートの内容を見ていないので、どうして彼女と私のグレードが違ったのか英語の技術の面ではわからないのですが、クラスでの態度という点で私と彼女の違いは、私はいつも中央より少し右か左の最前列に座るけれど、彼女はいつも教室の右端か左端の最後列に座っていた事くらいです。
教室の最前列と教室の正面に向かって中央の縦の2列はTゾーンといって、良くも悪くも目立つ場所です。
つまり、そこに座っているだけで講師に存在感をアピールしていることになります。
(頻繁に講義を休んだり、代返をしてもらう予定の人は決して座ってはいけない席です。)
Tゾーンに座っていると、発言をしなくても講師は名前を覚えてくれるし、講師の説明に眉をしかめたり、理解できないような表情をしていると、何も言わなくても講師が追加の説明をしてくれたりします。
アメリカは移民の国なので、顔と名前を見ただけではその人が外国人で英語が堪能でないのかどうかを判断する事は難しいです。
教室の隅に座っていたら、講師もクラスメイトも留学生がいるどころか、存在すらも認識してもらえません。
留学生だとわかってもらえない限り、アメリカ人と同じレベルでいる事を要求されます。
自己主張の強い国アメリカでは、「目立ってなんぼ」の世界です。
謙譲の美徳は通用しません。
「目立ちたいけれど、英語がうまく話せなくて発言できない」という場合には、Tゾーン(特に最前列の中央寄り)に座る事をお奨めします。
私は学生時代 教壇の真ん前の席が大好きでした(^-^)
返信削除音に敏感でパニックを起こす事もあるので…(^-^;
特に大講義室では 殆どの学生が3列目から座るので 真ん前の席は雑音がなくて 貸し切り状態で居心地良かったデス(^-^)
高校時代は 居眠りは見つからないし 大学時代は 講師に顔を憶えてもらえるので 疑問点を質問する時も リラックス出来ました(^-^)
投稿:2009年9月24日 (木) 22時35分
>梓さん
削除梓さんは高校生の時から教壇のまん前の席に座っていたんですね。
私もその習慣が日本の大学時代にあったら良かったのに…
と、ちょっぴり後悔しています。
でも日本の大学時代の私は遅刻欠席が多かったので、Tゾーンに座らなくて正解だったかも…
遅刻の常習犯だった感覚が未だに抜けないのか、Tゾーンの有効性に気がついた今でも、教壇の真正面にはなんとなく気後れがして座れないので、必ず右か左にずれて座っています。
投稿: 2009年9月25日 (金) 08時01分