就学に必要な予防接種は、去年で全て接種し終わっていたと思っていたのですが、この間怪獣の学校から電話がかかって来て、
A型肝炎の2回目の接種が済んでいないので、受けて接種の記録を持って来るように言われました。
ガーン( ̄ロ ̄lll)
「今月はお金がないのに・・・」
(夫の転勤に伴って、日本の銀行口座をいくいつか解約したため私のアメリカの銀行口座にお金が振り込めなくなった事と、引越しと、先月の給料が税金などの精算で5万円しかなかった事が重なったので、とにかく今月我が家は貧乏。)
1ドルでもお金は節約したい状況で、予防接種にお金を払いたくはなかったのですが、 接種しないと登校禁止になるので、仕方がなく市のヘルス・デパートメントに行きました。
看護士の問診を受けていたら、
MMR(麻疹・おたふく風邪・風疹)の2回目が未だだから、それも受けるように言われました。
そんな話は学校から聞いてなかったし、A型肝炎のみのつもりだったのでちょっと口論になりました。
以下私と看護士の遣り取り、
私:「スクール・ナースからは今回はA型肝炎だけと聞いたのだけれど…」
看:「今は新型インフルエンザの予防接種のことで忙しいから、(スクール・ナースも)そこまで手が回らなかったのよ。」
私:「娘が中学の時は1回の接種でOKでした。」
看:「2年前に法律が変わって、MMRは2回接種が必要になったのよ。」
(声のトーンが、何が何でもMMRを受けさせたい強引な感じ)
私:「麻疹と風疹は日本で1回目を受けているし、おたふく風邪は罹ったので免疫があります。今回はお金がないからA型だけにしてください。」
看:「(お金がないなら)しょうがないわね。
おたふくに風邪に罹ったという医師の記録を提出すれば免除になるかも…
では、今日はA型肝炎だけね。」
(と、言いながら問診票に”MMRの接種を母親が拒否”と書き込んでいました。)
「後で何かトラブルになりそうだな・・・」
と、思ったら案の定、
A型肝炎を摂取した直後に医者から、支払いは後でもできるのでMMRを受けないかと聞かれました。
後払いだと1~2週間後に支払い期限だったので、
私:「今月は夫の銀行口座が解約になってしまってお金がないんです。
(接種を)来月まで延ばせないでしょうか?」
と、言ったら、
医:「スクール・ナースが気がつくまで放っておくという手はあるけれど、MMRを受けていないことがわかったらその時点で登校禁止になっちゃうし…」
と、暫く考えて、
医:「ちょっと待ってよ。」
と、診察室を出て行きました。
1分くらいで戻ってくると、
医:「会計に交渉したら、学校で接種が義務付けられているから、今回のMMRは無料にするそうです。」
と、言われ、
MMRが無料に・・・(^-^)ホッ
と、思っている親とは裏腹に、堪ったもんじゃないのは怪獣。
「えーっ!(さっき注射が終わったばっかりなのに、)また受けるの?」
と、大騒ぎ。
(ゴメンよ、怪獣。
でもこれを受けないと学校に通えないんだ。)
かわいそうだけれど、心を鬼にして、
泣きそうになっている怪獣を抑えて何とかMMRの接種を済ませました。
今回の教訓:アメリカではバーゲニング(値切ること)が当たり前。医療費でも高額なら、交渉してみよう。
そうか…アメリカの医療機関は必ずしも健康保険適応じゃないから 一種のビジネスなんですね(^-^;
返信削除それにしても 2回連続予報接種…って日本ではあり得ないカモ(混合ワクチン…っていうのはあるケド)。
怪獣クン yuukiサン 良く頑張りました。
投稿: 2009年11月26日 (木) 15時50分
>梓さん
削除アメリカでは一度に何種類も予防接種受けるのは普通です。
最初にアメリカに来た時には、子供たちはポリオとMMRとB型肝炎とツベルクリン反応の4種類一度に注射されました。
投稿: 2009年11月27日 (金) 11時19分