10月24日(土)に娘はメイクアップ・アブセンスに出かけました。
娘の通っている高校では、遅刻3回で欠席一回に換算されます。メイクアップ・アブセンスはクラスの欠席の多い子が学校のない日に授業を受けて、欠席の記録を消してもらうための補習授業で、成績の良し悪しには関係ありません。
アメリカの公立高校は義務教育で授業料は基本的に無料なのですが、サマースクールや学校のない日に受ける授業は有料です。
授業料は補習授業をする教師の賃金になるのですが、メイクアップ・アブセンスの場合はどちらかというと、遅刻の罰金の意味合いが強いです。
今回の娘のメイクアップ・アブセンスは、1クラス(1時間)3ドルでした。
夏に日本に帰国していて、時差ぼけが取れず学期の初めに遅刻が多かった娘は、今回4クラス(つまり、4×3=12回も遅刻をしていたことに…)12ドル払って授業を受けに行きました。
メイクアップ・アブセンスをしないと、遅刻の多かったクラスは不可になってしまって、単位を取り直すためにサマースクールに通わなくてはならないです。
シニア(最高学年)の娘は単位を落とすと皆と一緒に卒業が出来なくなってしまうので、土曜日にもかかわらず文句を言わずに出かけていきました。
アメリカの高校は日本の高校に比べると、遅刻や欠席には厳しいけれど、(お金は払わなくてはいけないけれど)救済策もあるのがありがたいところです。
罰金制度でも 留年救済があるのはいいデスね(^-^)b
返信削除何だか日本の大学みたい…。
私の卒業した大学は出席不足は取り戻せない講義(特に必修科目)もあったケド 大抵は教授に直接掛け合って 真面目に単位取得する気合いを見せたら 膨大な量のレポートで救済されてました。
投稿: 2009年12月12日 (土) 20時18分
>梓さん
削除アメリカの高校の単位の取り方は、日本の大学の単位の取り方によく似ています。
結局、勉強して何かを学べば良いと言う考えなので、日本の高校の様に定期テストの点数が成績を左右する重要なポイントにはなりません。
定期テストも、スタディーガイド(練習問題のようなもの)があって、その中から100%出題されるので、テスト前にスタディーガイドの問題をちゃんと解いていれば、100点を取る事も可能です。
投稿: 2009年12月13日 (日) 04時20分